AIは音作りをどう手助けする? Google、機械学習×シンセサイザー「NSynth Super」を開発
少しNSynthから脱線してしまったが、組み合わせ次第、サンプル次第でいくらでも音が変わるのは、非常に個性が宿る部分だと思う。NSynthはニューラルシンセサイザーの略だが、生成された音に対するユーザーの行動も学習していけば、もっとディープラーニングが捗るかもしれない。そうして積み上げられた音のバンクは、機械学習によるプリセット生成と呼べるのではないだろうか。
何かと妄想が止まらないNSynth Superだが、製品化などはまだまだ未定。今後の動向にも注目していきたい。
■ヤマダユウス型
DTM系フリーライター。主な執筆ジャンルは音楽・楽器分析、アーティストインタビュー、ガジェット、プリキュアなど。好きなコード進行は<IVM7→VonIV>、好きなソフトシンセはSugarBytesの「Obscurium」。主な寄稿先に『ギズモード・ジャパン』、『アニメイトタイムズ』、『リアルサウンド』。