各グループの魅力爆発!? 「ジャニーズJr.チャンネル」オープン初日分から今後の展開を読む

 ジャニーズJr.の公式YouTubeチャンネル『ジャニーズJr.チャンネル』が、3月21日ついにオープンした。日付が変わったタイミングでHiHi Jets、東京B少年、SixTONES、Snow Man、Travis Japanの5組が、企画会議風景の動画を公開。早速、各グループの魅力が感じられる作りになっていた。

Snow Manは“素のMan”で勝負!

 Snow Manは、2012年から活動している6人組のユニット。滝沢秀明が座長を務める『滝沢歌舞伎』を中心に、ジャニーズの舞台にはなくてはならない職人集団だ。現在、24~25歳で10年以上のジャニーズJr.歴を誇るため、それぞれの個性もしっかり確立されている。企画会議では「このチャンネルがSnow Manの名刺になる」と、まさにビジネスチャンスと捉えた発言も多く、骨太の企画案が次々と飛び出した。

 料理が得意な宮舘涼太は「今夜のオカズ宮舘を添えて」で奥様ファン獲得を狙い、アニメ好きな佐久間大介は「オタクのススメ」でアニオタ文化を発信したいと意気込む。深澤辰哉は「深沢、免許取るってよ」で資格取得ドキュメンタリーを目指し、ファン思いな渡辺翔太は、ファンが好きなキャラクター「シナモンロールと友だちになる」と発言。そして、ジャニーズきっての秀才の阿部亮平は、合格率4%の気象予報士であることを活かして「週間天気予報」で視聴者の生活にコミット、また『SASUKE』にも出演実績がある体脂肪率4%の岩本照は「イワザップor岩本ブートキャンプ」で視聴者のボディメイクを応援するという。それぞれの特技が花開く、素の表情満載な動画が発信されそうだ。

とにかくヌルヌル!? Travis Japan

 世界的コレオグラファー、トラビス・ペインによって選抜されたメンバーから生まれた、Travis Japan。彼らの特徴は、やはりダンススキル。会議もリハーサルスタジオの一角と見られるスペースで撮影された。メンバー変遷を経て、18~23歳の7人組ユニットとなった彼らの企画会議は、まさにデジタルネイティブな世代を印象づけるものだ。YouTubeで話題になっているゲームをやってみたい、コメント欄でリクエストを募集したい、自分たちがオリジナルダンスを披露して流行らせたい……といった視聴者とのインタラクティブなコミュニケーションを取っていきたいと発言する。

 強みとなっているダンスも、ただ披露するだけではなくコスプレやローションなどでヌルヌルになって披露したいという変化球も披露。「面白そう」「ジャニーズらしくないことをやっていった方がいい」と、彼らのハングリー精神もチラ見えした。これまでジャニーズJr.は、私服や私物などのプライベート情報を積極的に発信する場がなかったことにも着目。即興で辛口私服コーディネート対決も繰り広げられた。“ジャニーズJr.がこんなことも!?“と驚かされるようなキレのある動画が期待できそうだ。

SixTONESはゲリラ系YouTuberに?

 ドラマ『私立バカレア高校』で出演し、そのままクラスメートのような関係性を見せる6人組、SixTONESは食事をしながらのゆるめの企画会議で異彩を放つ。出されるアイデアも“6人ならなんとかなりそう!“という関係性があるからか、ゲリラ系のものが多い。

 結婚式や学園祭、先輩のコンサートなどに突撃したり、ジャニーズショップの店員になりすますなど、神出鬼没な企画で盛り上がる。そして、すぐにトークは脱線するのも彼ららしいところ。ホワイトボードを取り出した京本大我が意見をまとめるかと思いきやオリジナルキャラクターをラクガキ。すると、ジェシーが店内の装飾品を差して「(そのキャラクターの)子ども、ジョン!」とふくらませる。田中に「勝手に名前つけないでください」とツッコミが入り、仕切り直し。だが、6人で島や家を作ったり、旅行したいという意見に松村北斗が「お風呂一緒に入りたくない」、1週間くらい行こうよの声に高地優吾が「絶対やだ(笑)!」と、なかなかまとまらない。そんなワチャワチャとしたやりとりそのものが彼らの持ち味。まるで男子会に混ざったような親しみやすさがSixTONES動画の見どころだ。

関連記事