神木隆之介が語る、30年超のキャリアでも挑戦を続ける理由 「最初にやった人でいたい」

「自分には芝居しかないけど、芝居がある」

ーー長く俳優として第一線で活躍されている神木さんから見て、北村匠海さんのお芝居にどんな魅力を感じますか?
神木:まず、セリフの第一声から他の方とはまったく違う空気を出せるんです。匠海くんって、最初の一言からすごく優しいんですよね。それが匠海くん自身の人柄なのか、朝野先生という人物を演じているからなのかは分からないんですけど、“この人をもっと見たい”と思わせる力がある。それって本当にすごいことだと思いますし、なかなかできることじゃないと思います。すごく羨ましいですね。
ーーTXQ FICTION第5弾『神木隆之介』(テレ東系)では、“自分自身をフィクション化する”という挑戦的な作品にも参加されていました。幼少期から第一線で活動を続けてきた神木さんは、今のご自身の強みをどのように捉えていますか?
神木:匠海くんや菅田将暉って、歌だったり、服飾だったり、カメラだったり、お芝居以外の表現も楽しんでいるじゃないですか。そういう姿を見ると、「いいなあ、楽しそうだなあ」って羨ましく思う自分もいて。「自分は今から何を一から始められるんだろう」って悩むこともありました。でも、振り返ってみると、自分には芝居しかないけど、芝居があるんだって気付いたんです。その中で、自分の可能性をもっと発見していきたいという思いがあって、『TXQ FICTION』にも繋がっていきました。今後も、同世代の役者たちが「そこ盲点だったな」「ずるいな、それめちゃくちゃ面白そうじゃん」って思うようなことをやれたらいいなと思っています。成功するか失敗するかよりも、最初にやった人でいたいんですよね。そういう存在でありたいなと思っています。

ーー第一線で活動を続ける中で、いまお芝居に対して大切にしているスタンスはありますか?
神木:芝居に対しては、とにかく誠実でいることですね。今までのスタンスを大きく変えずに、楽しんでやれることが一番大事だと思っています。それは昔から変わらないですし、これからも大切にしていきたいことです。やっぱり楽しめるかどうかってすごく大事なので、そこだけは変えたくないなと思っています。
ーー今回の現場では若いキャストの方々との共演も多かったと思います。刺激を受けた部分もありましたか?
神木:すごくありましたね。今回も生徒役のみんなとご一緒して、それぞれ役への向き合い方やアプローチの仕方が全然違うんだなって感じましたし、セリフの言い方や表現の仕方にも個性があるんです。若い方たちが悩んでいる姿を見ると、「どんなことを考えているんだろう」「何に悩んでいるんだろう」って気になるんです。そうやって知っていくことで、自分の中にも「こういう考え方があるんだ」って新しい発見が生まれるので。今後も後輩たちから学ぶことってすごく多いと思いますし、制約のない発想をたくさん持っているのが若い世代の魅力だと思うんです。そういう刺激を受けながら、年齢を重ねていけたらいいなと思っています。
■放送情報
『サバ缶、宇宙へ行く』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00~21:54放送
出演:北村匠海、出口夏希、黒崎煌代、八嶋智人、三宅弘城、村川絵梨、佐戸井けん太、熊切あさ美、吉本実由、ソニン、迫田孝也、鈴木浩介、荒川良々、神木隆之介、井上芳雄(語り)ほか
原案:『さばの缶づめ、宇宙へいく』(小坂康之、林公代/イースト・プレス)
脚本:徳永友一
音楽:眞鍋昭大
主題歌:Vaundy『イデアが溢れて眠れない』(SDR/Sony Music Entertainment)
演出:鈴木雅之、西岡和宏、髙橋洋人
プロデュース:石井浩二
プロデューサー:野田悠介、中沢晋
制作協力:オフィスクレッシェンド
制作著作:フジテレビジョン
©︎フジテレビ
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