人質と自分の首をショットガンとワイヤーで固定 『デッドマンズ・ワイヤー』予告編公開

『デッドマンズ・ワイヤー』予告編&ポスター

 7月17日に公開されるガス・ヴァン・サント監督の新作映画『デッドマンズ・ワイヤー』のポスタービジュアルと予告編が公開された。

 本作は、人質と自分の首をワイヤーとショットガンで固定し、63時間も籠城したという実際に起きた事件に基づくクライムスリラー。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』や『ミルク』などで知られ、『エレファント』でカンヌ国際映画祭パルムドールと監督賞を受賞したサントが監督を務めた。

 主役となる実在した犯人トニー・キリシスを演じるのは、『IT』 シリーズのビル・スカルスガルド。さらに、人質となるディックを 『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シリーズのデイカー・モンゴメリー、事件を担当するグレイブル刑事を『ミッション:インポッシブル/デッド・レコニング』のケイリー・エルウィス、事件を追う地元TV局レポーター・リンダ役を『ゼイ・ウィル・キル・ユー』のマイハラ、事件に巻き込まれる人気ラジオ番組のDJフレッド・テンプル役を『シンシン/SING SING』のコールマン・ドミンゴ、そして不動産投資会社社長の M・L・ホール役をアル・パチーノが演じる。

 不動産投資会社に財産を騙し取られたとして、同社に押し入り役員を人質にとった男は、自分の首と人質の首をショットガンとワイヤーで固定、ヘタに動けば自動発砲される“デッドマンズ・ワイヤー”という装置を使って警察すら近づけない状況で籠城する。謝罪や補償を訴える男が現場からのメディア出演など異常な行動に出始めると、世間は犯人に同情を抱くようになっていく。警察が突入に備える中、ついに犯人と社長が電話で話すことになるのだが……。

 公開されたポスターでは、“デッドマンズ・ワイヤー”を使って人質を取る犯人トニーと、どうすることもできない人質ディックの緊迫感の漂う劇中の姿がそのまま大きくデザインされ、かなり距離を置いて背後に警察が構えていることから完全にトニーが主導権を握っている状況がわかる。

映画『デッドマンズ・ワイヤー』予告編

 あわせて公開された予告編では、冒頭からいきなりトニーが人質を取り、自分と人質の首をつなぐ“デッドマンズ・ワイヤー”の説明をわざわざ誰かに電話で伝えている。警察が包囲するも全くどうすることもできず、ワイヤーにつながれたままトニーはパトカーを奪って逃走しながら自分がどれだけひどい目にあったのかを主張する。その様子は地元TV局のクルーにしっかりと撮影されていた。息子を人質に取られても一切動じることなく、身の潔白を訴えるホール社長。トニーが熱烈なファンだったことから巻き込まれてしまったラジオ局の人気DJフレッドも緊迫の状況を番組で伝える。トニーは立てこもり現場に全米のマスコミを入れ、銃を突きつけたままで記者会見を、しかも生放送を条件に実施する。彼の生の声に全米の反応は真っ二つに分かれる。凶悪犯のはずのトニーが見せる泣きそうな表情、捕らわれの身のディックが少し笑みを浮かべる表情も垣間見える。そして、警察がどうすることもできない中ついにトニーとホール社長が電話会談をするが、ホールの答えはまさかの「NO」。もはや最悪の結末しか考えられない状況で映像は終わってしまう。

■公開情報
『デッドマンズ・ワイヤー』
7月17日(金)全国ロードショー
出演:ビル・スカルスガルド、デイカー・モンゴメリー、ケイリー・エルウィス、マイハラ、コールマン・ドミンゴ、アル・パチーノ
監督:ガス・ヴァン・サント
脚本:オースティン・コロドニー
音楽:ダニー・エルフマン
配給:KADOKAWA
2026年/アメリカ映画/カラー/ビスタ/105分
©2025 Starlight Digital Ventures, LLC. All Rights Reserved.
公式サイト:https://kadokawa.co.jp/deadmanswire
公式X(旧Twitter):@KADOKAWA_pic

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