菅田将暉、『豊臣兄弟!』竹中半兵衛の役作りを明かす 仲野太賀から“ギーク”の助言も
現在放送中のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演している菅田将暉のコメントが公開された。
本作は、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長の波乱万丈の生涯を描いた物語。主人公・木下小一郎(豊臣秀長)を仲野太賀、秀吉(木下藤吉郎)を池松壮亮が演じ、脚本を『半沢直樹』(TBS系)、『おちょやん』(NHK総合)などの八津弘幸が担当する。
菅田が演じるのは、竹中半兵衛。4月12日に放送された第14回では、半兵衛が豊臣兄弟をより深く信じるようになる大きな契機となる場面や、金ヶ崎の戦いで織田軍として初めて前線に立つ姿が描かれた。
菅田は半兵衛という役柄について、「小一郎役の(仲野)太賀からの提案ですが、『半兵衛はギークで、どこか重さのある人物でいいのでは』という言葉にとても納得しました。オタク気質で少しクセのある半兵衛のユニークさを、ユーモアを交えながら表現していきたいと思っています」と説明。演技の面では「人の目をしっかり見て話すタイプではなく、そもそもあまり人を見ていない人物だと感じています」と明かし、会話をする気がない雰囲気や、思考のスピードと奥行きを意識していると語った。
また、仲野太賀と池松壮亮については、「一緒にお芝居をしている中でこちらの力を引き出してもらっていると感じる場面が本当に多いです」と信頼を寄せ、「小一郎や藤吉郎、そして高橋努さん演じる蜂須賀正勝とは、まるで一つのチームのような関係で、青春を一緒に謳歌しているような感覚があります」と撮影の充実感を語っている。
菅田将暉(竹中半兵衛役)コメント
竹中半兵衛について
豊臣兄弟の2人がとにかく元気なので、その熱量に自然とほだされていく半兵衛を、自分自身も楽しみながら演じています。これは小一郎役の(仲野)太賀からの提案ですが、「半兵衛はギークで、どこか重さのある人物でいいのでは」という言葉にとても納得しました。オタク気質で少しクセのある半兵衛のユニークさを、ユーモアを交えながら表現していきたいと思っています。
また半兵衛は人の目をしっかり見て話すタイプではなく、そもそもあまり人を見ていない人物だと感じています。そのため、会話をしているようで、どこか会話をする気がない雰囲気は意識して演じています。個人的に、頭のいい人と会話をしていると、こちらが一言発しただけで、思考が一気に広がってどんどん先のことを考えているように感じることがあるので、半兵衛に対しても、そうした思考のスピードや奥行きを感じてもらえたらと思っています。
第14回(4月12日放送)の半兵衛のシーンについて
第14回で、浅井が裏切ると思っていたことをなぜ言わなかったのかと小一郎に問われ、「もっとわしらを信じてくだされ」と懇願される場面は、半兵衛が豊臣兄弟をより深く信じるようになる、大きな契機となったシーンでした。今後も3人だけの場面は続いていきますが、少しずつ距離が縮まっていくのを感じます。
また金ヶ崎の戦いでは、半兵衛が織田軍として初めて前線に立ちました。戦国に生きる人物を演じるうえで、「死」との距離感は重要な要素の一つです。ふだんは一歩引いた立場にいる半兵衛だからこそ、思わず叫んでしまうほどの死への恐怖や、絶対に生きて帰るという強い思いをしっかりと表現したいと考え、絶叫しながら戦うことを提案して、演技に取り入れました。
豊臣兄弟を演じる2人について
太賀と、秀吉役の池松(壮亮)くんからは、一緒にお芝居をしている中でこちらの力を引き出してもらっていると感じる場面が本当に多いです。ポーカーフェイスで感情をあまり表に出さない半兵衛ですが、2人とのシーンではつい素の表情が出てしまうんです。演じていてとても楽しいですし、2人との掛け合いでは常に刺激をもらっています。また、僕の解釈になりますが、半兵衛は策略を練ること以外にあまり楽しみを見いだせていなかった人物ではないかと感じています。だからこそ、小一郎や藤吉郎、そして高橋努さん演じる蜂須賀正勝とは、まるで一つのチームのような関係で、青春を一緒に謳歌しているような感覚があります。
■放送情報
大河ドラマ『豊臣兄弟!』
NHK総合にて、毎週日曜20:00〜放送
出演:仲野太賀、池松壮亮、菅田将暉、吉岡里帆、浜辺美波、白石聖、坂井真紀、宮澤エマ、倉沢杏菜、大東駿介、高橋努、松下洸平、中島歩、要潤、山口馬木也、宮崎あおい、小栗旬、榎木孝明、池内万作ほか
作:八津弘幸
音楽:木村秀彬
語り:安藤サクラ
制作統括:松川博敬、堀内裕介
プロデューサー:高橋優香子、舟橋哲男、吉岡和彦(展開・プロモーション)、国友茜(広報)
演出:渡邊良雄、渡辺哲也、田中正
写真提供=NHK