『わたなれ』ブームが追い風? 『対ありでした。』『淡島百景』など2026年注目の百合アニメ

『対ありでした。』など2026年注目百合アニメ

 『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』(以下、わたなれ)は、高校デビューした女子高生がヒロインたちに翻弄される日々を送るという“百合ハーレムラブコメ”として大ヒットを記録した。2025年11月21日から公開された同作の劇場上映版は、各地の映画館で満員の回が続出し、上映期間が1週間延長されるほどの勢いを見せた。1月1日には続編も放送。

 実はこの流れに続くかのように、2026年にも百合アニメの放送が数多く控えている。がっつり百合を押し出している作品から、『わたなれ』並みの変化球まで、注目すべき作品を紹介していこう。

『対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~』

 まず取り上げたいのは、2026年内のTVアニメ化が発表されている『対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~』。格闘ゲーム×お嬢様の百合という異色作となっている。

TVアニメ『対ありでした。~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~』ティザーPV

 原作マンガの作者・江島絵理は、なぜか異様に詳しい格闘ゲームの知識が出てくるおねロリマンガ『柚子森さん』を手がけたことでも知られるが、今作では満を持して格闘ゲームを主題にした物語を描いている。

 なお原作は『ストリートファイター』シリーズや『KOF』シリーズのような架空の格闘ゲームが描かれていたが、アニメではCAPCOMの全面協力を受けて実在のゲーム『ストリートファイター6』が登場するという。

 ただ、同作は格闘ゲームに青春を捧げる少女たちの熱さだけでなく、『柚子森さん』でも見られたキャラクター同士の関係性の繊細な描き方も注目ポイントだ。庶民なのにお嬢様への憧れからお嬢様学校に入学した主人公・深月綾と、お嬢様オーラ全開で周囲から「白百合さま」と呼ばれていながらも実は生粋の格ゲーマーである夜絵美緒との関係が、バチバチの勝負を通してどのように変わっていくのか……。格闘ゲームに興味がなくても楽しめる作品になるはずだ。

『アンドロイドは経験人数に入りますか??』

 また1月からTVアニメ化される『アンドロイドは経験人数に入りますか??』は、いろいろな意味で注目が集まるかもしれない。

TVアニメ「アンドロイドは経験人数に入りますか??」メインPV

 同作は仕事場では尊敬されつつも、私生活はだらしないお一人様OL・津田あかねのもとに、“そういう用途”の女性型アンドロイド・撫子が届くという設定のセクシー系コメディ。それなりに過激な作品が多い『コミック百合姫』の中でも、だいぶ攻めた内容となっている。

 物語は2人の同棲生活が中心的に描かれるのだが、キス以上の展開もフルスロットルで繰り広げられていく。さすがに地上波ですべてを流すことはできないようで、今回のアニメ化では映像・音声に規制がある「オンエア版」と、規制がない配信限定の「完全デレギュラ版」に分けて制作されるようだ。

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