スイス興行成績4週連続第1位 看護師に降りかかる激務を描く『ナースコール』公開決定

看護師の激務を描く『ナースコール』公開決定

 本国スイスで大ヒットを記録し、アカデミー賞国際長編映画賞のスイス代表作品に選出された映画『Late Shift(英題)』が、『ナースコール』の邦題で2026年3月6日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国公開されることが決定した。

 本作は、人手不足の満床病棟で、絶え間なく看護師に降りかかる激務と不測のトラブルを、緻密なリアリティと臨場感あふれるスリルで描いた社会派人間ドラマ。『ありふれた教室』『セプテンバー5』のレオニー・ベネシュが主演を務め、スイスの映画監督で脚本家のペトラ・フォルペがメガホンを取った。

 第75回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャルガラ部門で上映され、スイス国内で興行成績4週連続第1位の大ヒットを記録。12月16日(現地時間)に発表された第98回アカデミー賞国際長編映画賞部門にて、86の国と地域からエントリーされた作品から選出されるノミネート前の最終候補リスト「ショートリスト」15作品入りを果たした。日本代表の『国宝』のほか、『センチメンタル・バリュー』などの作品と並んでの選出となる。

 あわせて公開されたティザービジュアルでは、緊張した表情の看護師フロリアが横向きに配置され、視線の先には「看護師フロリアのある日の遅番。人手不足の満床病棟。時間との闘いが始まる――。病院という社会の縮図に潜む〈歪み〉を目撃する、スリリングな90分。」のコピーが添えられている。

■公開情報
『ナースコール』
2026年3月6日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開
出演:レオニー・ベネシュ、ソニア・リーゼン、アリレザ・バイラム、セルマ・ジャマールアルディーンほか
監督・脚本:ペトラ・フォルペ
提供:ニューセレクト
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
後援:在日スイス大使館
2025年/スイス・ドイツ/ドイツ語、フランス語/92分/2.00:1(ユニビジウム)/5.1ch/原題:Heldin/英題:Late Shift/映倫区分:G/日本語字幕:吉川美奈子
©2025 Zodiac Pictures Ltd / MMC Zodiac GmbH
公式サイト:nursecall-movie.com
公式X(旧Twitter):@nursecall_movie

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