『ESCAPE』北村一輝クランクアップ 「第10話は本当に色々な事件が起こりますよ」

桜田ひよりと佐野勇斗がW主演を務める日本テレビ系水曜ドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』に出演している北村一輝がクランクアップを迎えた。
佐野と桜田がW主演を務める本作は、とある誘拐事件をきっかけに出会った2人を描く、オリジナル脚本によるサスペンスドラマ。
北村が演じたのは八神製薬社長・八神慶志。物語の序盤は娘の結以(桜田ひより)にGPSをつけて監視するなど謎めいた言動が目立ったが、中盤で結以の出生の秘密とともに慶志がこれまで抱えていた苦悩が明かされた。さらには八神製薬が買収され、信頼していた秘書・藤(田中俊介)には裏切られ、全てを失ったかに見える慶志。第9話のラストでは慶志のもとに八神製薬の闇を追い続ける記者の白木(山口馬木也)が訪れ「呪いを解きにきた」と宣言。いよいよ最終話で、“さとり”の能力の真相と、八神製薬創業者の恭一(間宮啓行)との過去に何がったのか、このドラマ最大の謎が明かされる。
クランクアップを迎えた北村は「今回は最後の展開まで見通せない状況での怒涛の撮影スタートでした。作品への想いが膨らみお引き受けしましたが、気づいたり、引っ掛かる状況への対処が自分の精神的には結構大変ではありました。台本についてはオリジナルということもあり、色々と相談しながら娘との親子関係の中で出る言葉や、リアリティを追求しなければいけない部分など、探りながらやっていました。でもやはり現場は、それこそ何十年と一緒にやっているスタッフもいたりして、楽しかったですね」とコメントを寄せている。
北村一輝(八神慶志役) コメント
撮影を振り返って
今回は最後の展開まで見通せない状況での怒涛の撮影スタートでした。作品への想いが膨らみお引き受けしましたが、気づいたり、引っ掛かる状況への対処が自分の精神的には結構大変ではありました。台本についてはオリジナルということもあり、色々と相談しながら娘との親子関係の中で出る言葉や、リアリティを追求しなければいけない部分など、探りながらやっていました。でもやはり現場は、それこそ何十年と一緒にやっているスタッフもいたりして、楽しかったですね。
八神慶志を演じてみて
自分でも当初はわからなくて、どういう人物で今後どうなっていくのかをその都度聞きながらやっていたのですが、今になってようやくわかるんですよね。今考えると、ただただ娘に対して愛情深い、そういう人物像だったと思います。 奥さんに先立たれ、一人娘は実は本当の娘ではなくて、“さとり”の力に振り回されて……これほど可哀想な人間はいない。でも、結局最後に残るのは愛情かな、と。一言で言うと慶志は“愛情深い”でまとめられると思います。
印象に残っているシーン
慶志としてではなく、個人的に言わせていただきますが、最終話は“いやいや詰め込み過ぎだろう!”と(笑)。第10話は本当に色々な事件が起こりますよ、カルボナーラの上にカツ丼が載ってるぐらいてんこ盛りです(笑)。もう少し他の話に分けてくれてもよかったと思うくらいです。 仕事とか撮影は必ずしも思い通りにいくものではないのですが、やっぱり楽しいだけじゃなく、仕事として戦わなきゃいけない部分もあると思います。プロとして、見てもらう人に楽しんでいただかなければならない。そのため、面白いものを作るためには意見交換、意見のぶつかり合いが避けられないときもある。その先に、面白いものを届けて、視聴者の方が最後まで楽しんでいただければすごくいいなと思っています。

ひかわかよが脚本を手掛けたサスペンスドラマ。20歳の誕生日に誘拐された八神製薬の令嬢・結以は、身代金目的の犯人になぜか「一緒に逃げてほしい」と懇願する。彼女の真の目的とは一体何か。
■放送情報
『ESCAPE それは誘拐のはずだった』
日本テレビ系にて、毎週水曜22:00~23:00放送
出演:桜田ひより、佐野勇斗、ファーストサマーウイカ、結木滉星、加藤千尋、髙塚大夢(INI)、志田未来、松尾諭、山口馬木也、富田靖子、北村一輝
脚本:ひかわかよ
演出:小室直子、長沼誠ほか
チーフプロデューサー:荻野哲弘
プロデューサー:秋元孝之、明石広人
音楽:桶狭間ありさ
主題歌:家入レオ「Mirror feat.斎藤宏介」(ビクターエンタテインメント)
制作協力:オフィスクレッシェンド
©日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/escape/
公式X(旧Twitter):https://x.com/escape_ntv






















