上白石萌歌×生田斗真W主演のラブコメディ 『パンダより恋が苦手な私たち』日テレで放送
上白石萌歌と生田斗真がW主演を務める日本テレビ系新土曜ドラマ『パンダより恋が苦手な私たち』が、2026年1月より放送されることが決定した。
本作は、瀬那和章による同名小説をドラマ化する“新感覚アカデミック・ラブコメディ”。発情期が1年のうち、わずか数日しかないため、動物の中で最も“恋が苦手”と言われているパンダ。しかし彼らは、むしろその限られたチャンスを逃さず、ピンポイントで恋を成就させている“恋愛上級者”であった。動物たちは本能に従い、それぞれの個性に合った方法でパートナーを見つける。一方の人間は、常識や情報にとらわれ、恋にも仕事にも不器用に悩んでしまう――。“動物のようにシンプル”になれたら、人間だってもっと楽に生きられるはず。そうした現代人の悩みを“動物の求愛行動”から解き明かし、幸せになるヒントを描く。
主人公・柴田一葉は、ファッション誌の編集者を夢見て出版社に入社したものの、入社式当日にその雑誌が休刊になることを知らされ絶望の淵へ。夢を失ったまま生活情報誌の編集部で働きながら、やりがいも目標も見いだせずモヤモヤとした日々を送っていた。そんな中、一葉は憧れのモデル・灰沢アリアが書く恋愛相談コラムの立ち上げを任されることに。ところがアリアは超女王様気質で、コラムを書く気ゼロ。代わりに“一葉がゴーストライターとして書け”と命じられてしまう。頭を抱えた一葉は、恋愛を研究しているという准教授・椎堂司を訪ねるが、彼の専門は“人間の恋愛”ではなく“動物の求愛行動”。しかも超クールでイケメンなのに、人間には全く興味がないという変わり者だった。最初は戸惑う一葉だったが、椎堂の語る“動物たちの恋のかたち”の中に、人間の恋愛や人生に通じるヒントが隠されていることに気づいていく。
主人公・柴田一葉を演じるのは、地上波連続ドラマ初主演となる上白石。日本テレビドラマの出演は『金田一少年の事件簿』以来、約4年ぶりとなる上白石は、「プレッシャーや『自分に務まるだろうか』という不安もありますが、視聴者のみなさんの1週間の楽しみのひとつとなるような作品を届けたいという気持ちでいっぱいです」と意気込みを語っている。
上白石と共にW主演を務める生田が演じるのは、動物以外に興味がない“変人動物学者”・椎堂司。生田は「『上白石萌歌さんとラブコメをやりませんか』というオファーを頂いたとき、年齢の差もありますし、まずは美容に気を使わなきゃと思いました(笑)」とジョークを交えつつ、「動物の世界を通して学びも得られる、家族みんなで楽しめるラブコメディになると思います」と語った。
原作の瀬那は今回のドラマ化について、「恋愛×仕事×動物の求愛行動という盛り沢山の原作が、素晴らしいキャストとスタッフの手で見事に再構築されました。原作の魅力をそのままに、よりパワーアップした『パン恋』をいち視聴者として楽しみにしています」とコメントした。
脚本を手がけるのは、NHK連続テレビ小説『おむすび』をはじめ、『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』 (日本テレビ系)、『正直不動産』(NHK総合)、『パリピ孔明』(フジテレビ系)などの根本ノンジ。根本は「令和の今、恋愛を描くことは本当に難しいと感じています。だからこそ“動物たちの求愛行動”に多くの学びがあると思いました。観てくださる方が、もっと本能的に、もっと自由に恋愛と向き合おうと思ってもらえたら嬉しいです」と、本作に込めた想いを語った。
『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』『祈りのカルテ』(日本テレビ系)から再び根本とタッグを組む藤森真実プロデューサーは、「仕事、恋愛、人間関係……思い描いた通りに生きている人は少ないと思います。“動物の求愛行動”から幸せに生きるヒントを見つけてもらえる、楽しくてちょっとためになるラブコメにしたいと思っています」と企画への思いを語り、「上白石萌歌さんと生田斗真さんのチグハグだけど可愛くて最高なコンビが、たくさんの方々に元気を届けてくれるはずです。ぜひご期待ください!」と、W主演の2人への期待を込めた。
その他のキャストは後日発表される。
コメント
上白石萌歌
初めて地上波の連続ドラマで、主人公の1人として参加させていただきます。プレッシャーや「自分に務まるだろうか」という不安もありますが、視聴者のみなさんの1週間の楽しみのひとつとなるような作品を届けたいという気持ちでいっぱいです。私が演じる一葉は、思い描いていた未来や夢が叶わず、理想と現実の狭間で揺れながら生きている女性です。そんな一葉が、生田斗真さん演じる椎堂先生と出会い、動物の生態や求愛行動から生き方を学んでいきます。恋愛だけでなく、仕事や生き方など、人が抱えるさまざまな悩みに寄り添い、動物たちの生き方から“人生のヒント”を見つけていく――そんな新しい切り口の作品だと思います。
生田さんは初めてお会いしたときから笑顔がとても素敵で、温かく前向きな空気を纏っている方。周囲を明るくしてくださるお人柄なので、生田さんとなら、現場でも良い空気作りができると感じています。
私自身も悩みを抱えながら生きている1人として、このドラマが誰かの心を少しでも軽くしたり、共感や癒しを感じてもらえるような作品になれば嬉しいです。週の終わりにふと観てホッとしたり、笑ったり、ポロッと涙したり――そんな時間をお届けできるよう、ひとつひとつの撮影を大切に頑張ります。新しい年の始まりに、ぜひご覧ください。
生田斗真
久しぶりのラブコメ出演ということで、「上白石萌歌さんとラブコメをやりませんか」とオファーを頂いたときは、年齢の差もありますし、まずは美容に気を使わなきゃと思いました(笑)。僕が演じる椎堂司は、“動物の求愛行動”を専門とする大学の准教授です。動物以外にはほとんど興味がない、変わり者ですが、一葉をはじめとする人々との出会いを通して、どのように変化していくのかが見どころになると思います。
今回はセリフがすごく多くて、「これは大変なことになったな」と感じています(笑)。専門用語も多いので、台本を読みながら日々勉強中です。上白石さんとは撮影前の段階から息がバッチリとハマる感覚があり、同じ方向を向いて作品づくりができていると感じています。
かわいい動物たちもたくさん登場し、動物の世界を通して学びも得られる、家族みんなで楽しめるラブコメディになると思います。ぜひ楽しみにしていてください。
瀬那和章(原作)
恋愛×仕事×動物の求愛行動という盛り沢山の原作。
ドラマ化の話を頂いたときは、うれしい反面、この盛り沢山の要素がうまく映像になるのか不安でした。けれど、情報が更新されるうちにそんな不安は吹き飛んでいきました。脚本家は根本ノンジさん、一葉役は上白石萌歌さん、椎堂先生役は生田斗真さん、私の大好きなドラマを書かれたり出演されていた方々ばかり。他の出演者の皆さまも、私の好み知ってます? と言いたくなるほど素敵です。たくさんの方が関わって再構築されたドラマ『パン恋』は、原作の要素はそのままに遥かにパワーアップした物語です。面白い作品になることは確実なので、いち視聴者としてテレビの前で観るのを楽しみにしています!
根本ノンジ(脚本)
原作『パンダより恋が苦手な私たち』の素敵な世界をお預かりして、映像作品としてどう豊かに描けるか。それが我々映像化チームの使命です。令和のこの時代、様々な意識が多様化する中で恋愛を描くことは本当に難しくなっています。だからこそ動物たちの求愛行動に多くの学びがあると思いました。このドラマを観た方が、もっと本能的に、もっとワイルドに、もっとあるがままに恋愛と向き合おうと思っていただけるきっかけになれば、とても幸せです。1人でも多くの方に観ていただけることを願って、心を込めて脚本を書かせていただきます。
藤森真実(プロデューサー)
仕事、恋愛、人間関係……思い描いていた通りに生きている人は少ないと思います。なんでうまくいかないのかなぁ、どうすれば幸せになれるのかなぁと日々考えてもなかなか答えは出てこない。そんな皆さんにぜひこのドラマを観てもらいたいです! かつてない“動物の求愛行動”から幸せに生きるヒントを得ることができる、楽しく観られてためになるラブコメになっています。上白石萌歌さんと生田斗真さんのお2人が、チグハグだけど面白くてかわいくて、とにかく最高! なのでたくさんの方々に見ていただいてパワーを与えられればと思っております。ぜひご期待ください!
■放送情報
『パンダより恋が苦手な私たち』
日本テレビ系にて、2026年1月スタート 毎週土曜21:00〜放送
主演:上白石萌歌、生田斗真ほか
原作:瀬那和章『パンダより恋が苦手な私たち』(講談社文庫)
脚本:根本ノンジ
音楽:MAYUKO
演出:鈴木勇馬、松田健斗、苗代祐史
チーフプロデューサー:松本京子
プロデューサー:藤森真実、白石香織(AX-ON)
制作協力:AX-ON
©日本テレビ
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