盲目の霊媒師が呪われた木製マネキンと未解決事件に挑む 『視える』予告編&新場面写真

 11月7日に公開される映画『視える』の予告編と新場面写真が公開された。

 本作は、2024年のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭でプレミア上映され、ミッドナイターズ部門にて観客賞を受賞したゴシックサスペンスホラー。サイコホラー映画『Caveat(原題)』のダミアン・マッカーシーが監督を務めた。

 ある夜、郊外の屋敷で女性・ダニーが惨殺されるという悲劇が起きる。容疑者は、現場に現れた精神科病院の患者とされていたが、事件は多くの謎を残したまま幕を閉じた。それから1年後、盲目で霊能力を持つ、ダニーの妹・ダーシーが、不気味な木製マネキンと共に、ダニーが殺された屋敷を訪れる。そこには、ダニーの元夫・テッドと、その恋人・ヤナが暮らしていた。姉の死の真相を探ろうとするダーシーを待ち受けていたのは、思いもよらぬ真実と恐怖だった。

 キャストには、『ボヘミアン・ラプソディ』でブライアン・メイ演じたグウィリム・リーが、ダニーの元夫・テッド役として出演しているほか、キャロリン・ブラッケン、タイグ・マーフィー、キャロライン・メントン、ジョナサン・フレンチ、スティーブ・ウォールらが名を連ねている。

映画『視える』予告編

 公開された予告編は、郊外の屋敷に住む女性ダニーが、真夜中にガラスの片目を持つ怪しげな男から「誰かが中にいる」と警告され、助けるからドアを開けるよう訴えかけられるシーンから始まる。ダニーは惨殺され、その1年後、彼女の妹であり盲目で霊視能力を持つダーシーは、犯人とされていた男の私物であるガラスの目を手に入れ、霊視の力で事件の真実を“視る”。犯人が見つかっていない未解決事件の真相を確かめるため、呪われた木製マネキンと共に惨殺事件のあった屋敷へ。姉が、見知らぬ男を家に招き入れるなどするとは思えないダーシー。その屋敷に住むダニーの元夫であるテッドと、その恋人のヤナに不信感を抱かれながらも、彼女は徐々に未解決事件の闇を紐解いていく。

 あわせて公開された新たな場面写真では、拘束マスクを着用し鋭い視線を向ける男、呪われた木製マネキンの不気味な絵、ベッドの下で息をひそめ怯える男性などが切り取られている。

■公開情報
『視える』
11月7日(金)シネマート新宿ほか全国順次公開
出演:グウィリム・リー、キャロリン・ブラッケン、タイグ・マーフィー、キャロライン・メントン、ジョナサン・フレンチ、スティーブ・ウォール
監督・脚本:ダミアン・マッカーシー
撮影:コルム・ホーガン
編集:ブライアン・フィリップ・デイヴィス
衣裳:スザンヌ・キーオ 音楽:リチャード・ミッチェル
提供:プルーク
配給:アンプラグド
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2024/98分/アイルランド/原題:Oddity/カラー/5.1ch/1.85:1
公式サイト:unpfilm.com/mieru/

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