『新解釈・幕末伝』主題歌を福山雅治が担当 「“人生のダンス”を表現してみました」

2026年2月19日に公開されるムロツヨシと佐藤二朗のW主演映画『新解釈・幕末伝』の主題歌を福山雅治が担当することが発表され、あわせて楽曲入りの最新予告が公開された。
本作は、今からおよそ150年前、日本の歴史が大きく動いた幕末の時代を舞台にした“幕末コメディ”。『銀魂』シリーズや『新解釈・三國志』、『今日から俺は!!劇場版』、『アンダーニンジャ』などの福田雄一監督が、劇場公開映画20本目の記念作品として、“みんなが知っているようで知らない幕末”を描く。
今から150年前、日本の未来を変えるため、のちに幕末のヒーローと呼ばれる男・坂本龍馬(ムロツヨシ)と西郷隆盛(佐藤二朗)が立ち上がった。革命的な出来事が繰り返される激動の時代を経て、物語はやがて260年続いた江戸幕府の終焉と、新しい「ニッポンの夜明け」へとつながっていく。そこには、誰も想像し得なかった“戦い”と“友情”の物語があった。
主演を務めるのは、福田監督作品に数多く出演してきたムロと佐藤。ムロが革命の志士・坂本龍馬を、佐藤が幕末の英雄・西郷隆盛をそれぞれ演じるほか、広瀬アリス、岩田剛典、矢本悠馬、松山ケンイチ、染谷将太、勝地涼、倉悠貴、山下美月、賀来賢人、小手伸也、高橋克実、渡部篤郎、市村正親、山田孝之が共演に名を連ねている。
福山が福田監督作品に楽曲を提供するのは、映画『新解釈・三國志』(2020年)以来、二度目。福田監督から「敢えて脚本を読まないでほしい。福山さんが作りたい『幕末伝』の曲を作ってください」という異例のリクエストに応えて楽曲制作に臨んだという福山。15年前、NHK大河ドラマ『龍馬伝』(2010年)で坂本龍馬を演じきり、1年以上もの間、その魂と深く向き合い続けたからこそ辿り着いた“福山流・新解釈”で書き下ろされた主題歌は「龍」。かつて坂本龍馬が時代を変えるための改革を「洗濯」と表現したように、「もし2025年に龍馬が生きていたら、一体どんな“洗濯”をこの現代に施すだろうか」、そんな壮大な問いをテーマに制作された楽曲となっている。
あわせて公開されたのは、福山が歌う主題歌「龍」にのせた最新予告。今回の楽曲提供に福山は「改めまして、今回も新解釈シリーズの主題歌を担当させていただくこと大変嬉しく光栄に思っております。前作『新解釈・三国志』の主題歌『革命』のエンドロールは嬉しい驚きに満ち溢れていました。楽曲に散りばめられたフレーズと呼応したカット割り。監督とプロデューサーの皆様の深い音楽愛を感じました。豪華キャスト陣の名演と音楽の絡みは最高の極みでした」と語る。
そして、主題歌「龍」について、「今作、『新解釈・幕末伝』主題歌のタイトルは『龍』。言わずもがな、それは坂本龍馬さんの『龍』であり、我々日本人にとって古から馴染みある存在の『龍』も含んでいます。民衆と幕府、そして諸外国それぞれの思惑が入り混じる乱世幕末。何かが大きく変わる時の不安と恍惚。誰に言われるでもなく、でも誰もが心の底から願っているであろう『時代の変化と進化』。その時代のうねりの中で個人は大河の一滴にしか過ぎず、そしてその大河は時に混沌や混乱の濁流となる。濁流に飲み込まれながら人は『人生のダンス』を踊り踊らされる。もがきながら、足掻きながら、時代が求める、あるいは許容するギリギリのその場所を探し続ける。苛烈さの中の快楽、残酷さの中の甘美、そんな『人生のダンス』を表現してみました。憚りながら、福田監督の真骨頂は、ユーモアを前面に出すその向こう側で、鋭く核心を突く表現にあると思っております。本楽曲へのオファーは、監督とプロデューサーの皆様から、その『核心』の部分を背負ってくれ!という、重たくも受け止めがいのあるボールだと感じております。劇場にて楽曲の全貌をお聴きいただける日を心待ちにしております」と、コメントを寄せた。
また、誰よりも先に「龍」を試聴したムロから「『呼ぶ声あらば我は現る』の歌詞ではじまるこの歌は、我らが望んだことでした。叶うわけがないと思いながらも望んでいました。ただ叶うわけがないと。この歌を背負わせていただき、自分も『粋』の者になれるよう生きていきます。福山さん、素晴らしい歌をありがとうございます」、佐藤から「福山さんがオリジナルで楽曲提供! しかも超ゴキゲンで、ぐわっと前を向きたくなる楽曲! そして福山さんならではの痺れるほどカッチョいい歌唱! これで福山さんと僕が同い年ということが、より一層、信じてもらえなくなりそうです」と、楽曲への感想が寄せられた。
コメント
福山雅治(主題歌)
改めまして、今回も新解釈シリーズの主題歌を担当させていただくこと大変嬉しく光栄に思っております。前作『新解釈・三国志』の主題歌「革命」のエンドロールは嬉しい驚きに満ち溢れていました。楽曲に散りばめられたフレーズと呼応したカット割り。監督とプロデューサーの皆様の深い音楽愛を感じました。豪華キャスト陣の名演と音楽の絡みは最高の極みでした。
今作、『新解釈・幕末伝』主題歌のタイトルは「龍」。言わずもがな、それは坂本龍馬さんの「龍」であり、我々日本人にとって古から馴染みある存在の「龍」も含んでいます。民衆と幕府、そして諸外国それぞれの思惑が入り混じる乱世幕末。何かが大きく変わる時の不安と恍惚。
誰に言われるでもなく、でも誰もが心の底から願っているであろう「時代の変化と進化」。その時代のうねりの中で個人は大河の一滴にしか過ぎず、そしてその大河は時に混沌や混乱の濁流となる。濁流に飲み込まれながら人は「人生のダンス」を踊り踊らされる。もがきながら、足掻きながら、時代が求める、あるいは許容するギリギリのその場所を探し続ける。
苛烈さの中の快楽、残酷さの中の甘美、そんな「人生のダンス」を表現してみました。
憚りながら、福田監督の真骨頂は、ユーモアを前面に出すその向こう側で、鋭く核心を突く表現にあると思っております。
本楽曲へのオファーは、監督とプロデューサーの皆様から、その「核心」の部分を背負ってくれ!という、重たくも受け止めがいのあるボールだと感じております。
劇場にて楽曲の全貌をお聴きいただける日を心待ちにしております。
ムロツヨシ(坂本龍馬役)
「呼ぶ声あらば我は現る」の歌詞ではじまるこの歌は、我らが望んだことでした。叶うわけがないと思いながらも望んでいました。ただ叶うわけがないと。ですが我らが考える以上に、あの方は福山さんは洒落がきいてて、なによりも誰よりも「粋」でした。
この歌を背負わせていただき、自分も「粋」の者になれるよう生きていきます。
福山さん、素晴らしい歌をありがとうございます。
そんな福山さんの歌と「粋」を含めて、この幕末伝という映画です。
だからこれは喜劇、です。
佐藤二朗(西郷隆盛役)
福山さんと僕は、共に1969年生まれ。それを人に言いますと、「嘘をつくな」「福山さんの方が遥かに若々しい」「お前のようなくたびれたオッサンと一緒にするな」と袋叩きにあいますゆえ、ここだけの話に願います。
そんな福山さんがオリジナルで楽曲提供! しかも超ゴキゲンで、ぐわっと前を向きたくなる楽曲! そして福山さんならではの痺れるほどカッチョいい歌唱!
これで福山さんと僕が同い年ということが、より一層、信じてもらえなくなりそうです。

■公開情報
『新解釈・幕末伝』
12月19日(金)全国公開
出演:ムロツヨシ、佐藤二朗、広瀬アリス、岩田剛典、矢本悠馬、松山ケンイチ、染谷将太、勝地涼、倉悠貴、山下美月、賀来賢人、小手伸也、高橋克実、市村正親、渡部篤郎、山田孝之
監督、脚本:福田雄一
主題歌 : 「龍」福山雅治(アミューズ/Polydor Records)
制作プロダクション:CREDEUS
製作:映画「新解釈・幕末伝」製作委員会
配給:東宝
©︎2025 映画「新解釈・幕末伝」製作委員会
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