『ブルーロック』実写映画化&新作アニメ決定 制作は『キングダム』シリーズのCREDEUS
9月28日に、京王アリーナ TOKYO(武蔵野の森スポーツプラザメインアリーナ)にて開催されたTVアニメ『ブルーロック』のキャストが一堂に会するイベント「ブルーロック エゴイストフェスタ 2025」内で、『ブルーロック』の実写映画化が発表された。
原作は、講談社『週刊少年マガジン』で連載中の、累計発行部数5,000万部を突破しているサッカー漫画。日本をサッカーワールドカップ優勝に導くストライカーを育成するため、日本フットボール連合が立ち上げた“青い監獄”(ブルーロック)プロジェクトを舞台に、全国から集められた300人の高校生FW(フォワード)たちが、生き残りをかけて熾烈なサバイバルを繰り広げる物語。また2022年にTVアニメ化、2024年には劇場版アニメが公開、さらにスマホゲーム、舞台化など幅広い分野にてメディアミックス展開されている。
実写版『ブルーロック』の制作を担うのは、実写シリーズ『キングダム』や『ゴールデンカムイ』、『沈黙の艦隊』、また邦画歴代興行収入トップ記録に迫る勢いの『国宝』などを手掛けるCREDEUS。代表の松橋真三によると、「原作の持つ熱量と、これぞ日本の漫画!という独創的なストーリーに夢中になり、企画を立ち上げて、2022年より本格的に動き出しました。脚本作りでは、金城先生、ノ村先生と密に連携を取りながら、何度も議論を重ねてきました」と語っている。また実写化するにあたり、魅力的なキャラクターたちの“エゴ”を体現できるキャスト陣のリアリティを大事にしたことを明かす。「主演を含め、1000人を超える大規模なオーディションを行い、サッカー経験、ビジュアル、演技力、そして人間性を重視しました」とキャスティングへの強いこだわりをみせている。さらに「キャスト陣はクランクインの約1年半も前からプロサッカー選手らの指導のもと練習を重ね、原作さながらな“エゴイスト”たちへと変貌を遂げました。皆さん、互いに高め合いながら凄い気合いで撮影に臨んでくれています。これまで原作が築き上げてきたものを大切に、実写にしかできない表現方法を徹底的に追求して、新時代のエンターテインメントをお届けします。どうぞご期待ください!」とその意気込みを伝えている。
また、TVアニメ新シリーズの制作も決定。アニメ『ブルーロック』は、2022年10月から2023年3月にかけてテレビ朝日系列にてTVシリーズ第1期が放送され、2024年4月に初の劇場版作品となる『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』が公開。そして同年10月よりテレビ朝日系全国ネット“IMAnimation”枠にてTVシリーズ第2期となるTVアニメ『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』が放送された。なお、新情報は今後順次公式サイト・公式SNSにて発信予定。
あわせて、原作の金城、ノ村からはコメントも到着。映画化にあたり、金城は「リアルブルーロックが始まるぞ! 潔は誰がやるの!? 蜂楽は!? 凪は!? ブルーロックマンは!? 納豆は!? とかいろいろ気になると思いますが、かつてないエゴエゴな制作陣が『ブルーロック』を愛して作ってくれています! 続報を待たれよ!」と太鼓判を押してい流。また、ノ村は、「『ブルーロック』がまさかの実写映画化です! 我々以上に熱いエゴイストで、かつ細やかな制作の方々と刺激的な打ち合わせを日々重ねています。『ブルーロック』×実写の化学反応が何を生み出すのか、ぜひお楽しみに!!」と、実写化への期待を込めたコメントを寄せている。
なお、本作は2026年夏に公開される。
コメント
金城宗幸(原作)
リアルブルーロックが始まるぞ! 潔は誰がやるの!? 蜂楽は!? 凪は!? ブルーロックマンは!? 納豆は!? とかいろいろ気になると思いますが、かつてないエゴエゴな制作陣が『ブルーロック』を愛して作ってくれていま す! 続報を待たれよ!
ノ村優介(漫画)
『ブルーロック』がまさかの実写映画化です! 我々以上に熱いエゴイストで、かつ細やかな制作の方々と刺激的な打ち合わせを日々重ねています。『ブルーロック』×実写の化学反応が何を生み出すのか、ぜひお楽しみに!!
■公開情報
『ブルーロック』
2026年夏より全国公開
原作:金城宗幸、ノ村優介『ブルーロック』(講談社『週刊少年マガジン』連載)
制作:CREDEUS
製作:CK WORKS
配給:東宝
©金城宗幸・ノ村優介/講談社 ©CK WORKS『ブルーロック』