木村文乃×Snow Man ラウール、『愛の、がっこう。』クランクアップ 「皆さんをリスペクト」

 9月18日に最終回を迎えるフジテレビ系木曜劇場『愛の、がっこう。』がクランクアップを迎え、主演の木村文乃と共演のラウール(Snow Man)のコメントが到着した。

 本作は、すれ違うことすらないはずの2人が出会い、大きな隔たりを越えて惹かれ合うラブストーリー。堅い家庭で育ったまじめすぎる高校教師・小川愛実(木村文乃)が、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)に言葉や社会を教える秘密の“個人授業”を続ける中で次第に距離を縮めていくも、さまざまな批判や非難、憎しみ、嫉妬が容赦なく2人を襲う。

 4月にクランクインしてから約4カ月のドラマ撮影期間を経て、ついにオールアップの日を迎えた本作。

 一足早くクランクアップを迎えたのは、ラウール。「ただいまのシーンをもちまして、鷹森大雅役、ラウールさんオールアップです!」というスタッフの発声を受けると、大きな拍手が贈られ、ラウールは何度も深々と頭を下げた。真っ赤なスーツを着こなすカヲルを象徴するような鮮やかな赤い花束が西谷弘監督から贈呈され、固い握手を交わした。GP帯連ドラ初出演のラウールは「ここまで長く撮影現場にいたのは初めてなので、キャスト、スタッフの皆さん、すごいなって。集中力、体力、読解力…本当にすばらしくて、リスペクトしています。プロフェッショナルな皆さんを信頼して、自分は丸裸で飛び込めました。本当にありがとうございました!」と満面の笑顔を浮かべた。また、撮影が続くチームに「最後まで頑張ってください!」とエールを贈り、名残惜しそうにチームに別れを告げた。

 すべてのシーンを撮り終え、西谷監督の最後の「オッケー!」がロケ地に響き、木村もクランクアップを迎えた。「座長、本当にお疲れさまでした! 小川愛実役、木村文乃さんオールアップです!」とスタッフから声が上がると、盛大な拍手の中、まっすぐな愛実に似合う純白の花束を西谷監督から贈られた木村は「ありがとうございます!」とようやく安堵の表情を浮かべた。「ドラマの撮影はいつも大変で。スケジュールがつまってくればくるほど、朝起きるのがつらくなって、なんとか気力で起きて家をでるものなんですが、『愛の、がっこう。』の現場にくるのは毎日楽しみでした。目を覚ますための一瞬だけ乗り越えたら、現場にくるまでの時間は本当にワクワクしていて、“今日はどんな課題に出会えて、家に帰ってどんな復習をして、あしたの撮影にはどんな予習をしていこう”と毎日考えるのが本当に楽しかったです」と笑顔で振り返った木村。続けて、「できるならずっとこのチームの皆さんと一緒に作りたい。でもそれはできないので、“この現場、楽しかったよね”、“大変だったけど良い作品に出会えたよね”と思ってもらえるような作品になるように、と毎日思っていました。最初は愛実をどう演じていいかわからなくて、西谷監督に弱音を吐いたりもしてしまって…。見つめてくれる目線や小道具など、キャスト、スタッフの皆さんの助けや支えがあったからこそ、愛実として生きられました」と時折声をつまらせ涙を浮かべながら、『愛の、がっこう。』を共に作り上げたチームへの愛を語った。そして「皆さんと別れるのは本当に寂しいですが、また一緒にお仕事させてもらえるように、この先も頑張ります。皆さん、お疲れさまでした。ありがとうございました!」と感謝を伝え、撮影を締めくくった。

木曜劇場『愛の、がっこう。』

井上由美子が完全オリジナルストーリーで描く、すれ違うことすらないはずの2人が出会い、惹かれ合うラブストーリー。高校教師・小川愛実が、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲルに秘密の“個人授業”を続ける中で次第に距離を縮めていく。

■放送情報
木曜劇場『愛の、がっこう。』
フジテレビ系にて、毎週木曜22:00~22:54放送
出演:木村文乃、ラウール(Snow Man)、田中みな実、中島歩、坂口涼太郎、味方良介、野波麻帆、早坂美海、荒井啓志、別府由来、りょう、筒井真理子、酒向芳、沢村一樹
脚本:井上由美子
演出:西谷弘
プロデュース:栗原彩乃
音楽:菅野祐悟
制作著作:フジテレビ
©︎フジテレビ
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