『コンフィデンスマンKR』で長澤まさみ級の七変化 “ラブコメの女王”パク・ミニョンの軌跡

2014年には『ヒーラー ~最高の恋人~』で、パク・ミニョンはインターネット新聞の熱血記者チェ・ヨンシン役を務め、闇の便利屋役チ・チャンウクと心惹かれていくピュアロマンスに見入る女性が続々。2018年には『キム秘書はいったい、なぜ?』で、すべてが完璧な財閥の御曹司役パク・ソジュンの有能な秘書キム・ミソ役として、魅力が大爆発。遊園地の貸し切りデートや花火などのロマンチックなシーンがキラキラと輝き、美男美女のふたりのベストカップルぶりは多くの視聴者をうっとりさせ、パク・ミニョンは“ラブコメの女王”としての存在感を存分に発揮したのだった。

2019年には『彼女の私生活』で、実は熱狂的なアイドルオタクだと隠している美術館の敏腕主席学芸員ソン・ドクミ役に。館長役キム・ジェウクとの甘いラブシーンは胸キュン必至で、ドキドキさせる大人の恋模様に心を掴まれる。ドクミは隠れオタクという設定ゆえに、推しのK-POPグループのメンバーを追いかけて愛用の一眼レフカメラで撮影し、ベストショットをSNSにアップするなど、親近感がわくキャラクターを演じるパク・ミニョンがチャーミング。

2020年には『天気がよければ会いにゆきます』で、ソウルの音楽塾でチェロを教えるモク・ヘウォン役に。都会の生活に疲れ田舎町でひと冬を過ごしながら、小さな書店の店主役ソ・ガンジュンと静かに育まれていく恋心や、自身のつらい過去と向き合い乗り越えていくさまを丁寧に演じていたパク・ミニョン。自然豊かなロケーションやふたりの優しい眼差しに癒される。
2024年には、『私の夫と結婚して』で末期がんを患うカン・ジウォン役として、夫と親友に裏切られ殺害され、突如10年前の過去へタイムリープする波乱万丈な復讐劇に挑戦。末期癌患者という役柄に合わせて大幅な減量を行い、2度目の人生で恋に落ちる上司役ナ・イヌとの強い絆とピュアなラブストーリーで観る者を魅了した。同作は2025年、小芝風花と佐藤健のダブル主演による日本ドラマとしてもリメイクされ、大いに話題を呼んだのも記憶に新しい。

韓国ではもちろん、日本にもファンの多いパク・ミニョンは、『時間の都市~ロマンスはいつも予想外~』(2017年)など中国のドラマにも出演しており、アジアでの人気が高い。いよいよ配信となる最新作『コンフィデンスマンKR』では、さらに日本で注目を集めるに違いないパク・ミニョン。その鮮やかな詐欺師ぶりをとくと堪能しようではないか。
■配信情報
『コンフィデンスマンKR』
Prime Videoにて、9月6日(土)22:30配信開始 毎週土・日に新エピソードを配信予定
出演:パク・ミニョン、パク・ヒスン、チュ・ジョンヒョク
脚本:ホン・スンヒョン、キム・ダへ
演出:ナム・ギフン
原作:2018年 フジテレビ系ドラマ『コンフィデンスマンJP』
制作:TME Group
共同制作:the fifthwall studio, ghost4
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