『恋は闇』犯人は“設楽浩暉”志尊淳で確定か? 終幕前に付きまとう不穏な空気
極めつきは、当然6月6日の夜のシーンである。次なる反抗現場として予測した日野駅の周辺で取材を進める万琴と浩暉。夜になって、突然トイレに行くと言ったまま戻ってこない浩暉。そこで万琴は、以前こっそりと浩暉のスマホに入れたGPSアプリで所在を確認し、ある一軒の家へ。異変を感じ、カメラを回しながら2階へ上がると、そこには血を流した女性の姿と、血のついた包丁を持つ浩暉の姿。これはもはや、回り回ってやっぱり浩暉が一連の事件の犯人だったという、動かぬ証拠になりうるものであろう。それでも、第8話の時点で本当に答えを出すのかと考えると首を傾げたくなるのだが「ただ目の前の事実を事実として、そのまま受け止める」という野田の言葉になぞらえば、やはり抗い難い。
ところで向葵は今回、病院のパソコンである事実に気が付いていた。一連の事件の被害者が、この病院で半年以内に健康診断を受けているということが前回明らかにされたが、その受診者リストのなかに万琴の名前も含まれているのだ。記された日付は4月23日。よくよく考えてみれば、第3話の序盤に万琴が健康診断を受けている様子が描写されている(改めて確認してみると、採血のシーンがかなり強調して映しだされていた)。その際に向葵は一緒に昼食を食べ、万琴が交際前に浩暉と一夜を共にした話題で雑談を交わしている。なぜ向葵は、いまになって初めて気が付いたような表情をしていたのだろうか。
『あなたの番です』『真犯人フラグ』の制作スタッフが完全オリジナル脚本で描く“究極の恋愛ミステリー”。主人公・浩暉に次々と浮上する疑惑と、彼を愛したヒロイン・万琴の葛藤を通して、「真実を見抜けるか?」を描いてく。
■放送情報
『恋は闇』
日本テレビ系にて、毎週水曜22:00〜放送
出演:志尊淳、岸井ゆきの、森田望智、白洲迅、齋藤飛鳥、望月歩、小林虎之介、浜野謙太、猫背椿、西田尚美、萩原聖人、田中哲司
脚本:渡邉真子
音楽:末廣健一郎
監督:小室直子、鈴木勇馬
プロデューサー:鈴間広枝、能勢荘志、松山雅則
チーフプロデューサー:道坂忠久
制作協力:トータルメディアコミュニケーション
©日本テレビ
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