『ミッション:インポッシブル』第4作から第6作、『金ロー』で3週連続本編ノーカット放送

『M:I』第4~6作が金ローでノーカット放送

 日本テレビ系『金曜ロードショー』にて、5月16日に『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』、5月23日に『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』、5月30日に『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』が本編ノーカット放送されることが決定した。

 最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』が5月23日に全世界一斉公開されるのを記念して、『ミッション・インポッシブル』フランチャイズの第4作〜第6作が3週連続で放送される。

 『ミッション:インポッシブル』フランチャイズは、テレビドラマシリーズ『スパイ大作戦(邦題)』をトム・クルーズ主演で映画化したスパイ・アクション映画シリーズで、第1作が1996年に公開されてから、現在に至るまで7作が公開、全世界で約41億ドル(約620億円)を超える大ヒットを記録し続けている。また、主演のクルーズが自らプロデューサーを務めているからこそ実現できる命がけのアクションシーンは、毎回大きな話題を呼んでいる。

 第4作『ゴースト・プロトコル』では、ロシアの大統領府のあるクレムリンで爆破事件が発生。イーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるIMF(Impossible Missions Force:不可能作戦部隊)のチームが事件の容疑者とされた事から、米国政府は「存在しないものとしての取り扱う」ことを意味する「ゴースト・プロトコル」を発令し、IMFを解体してしまう。容疑者の汚名を着せられたハントは真犯人を追求するうちに、背後に隠された巨大な陰謀を知る事になる。
 
 監督は『Mr.インクレディブル』(2004年)や『レミーのおいしいレストラン』(2007々)などのアニメーション映画で知られるブラッド・バードが担当。前作で監督を務めたJ・J・エイブラムスは、共同プロデューサーに回る。脚本はエイブラムスが見出したジョシュ・アッペルバウムとアンドレ・ネメックが執筆。出演はクルーズの他、IMFの分析官ウィリアム・ブラント役にジェレミー・レナー、前作に引き続きベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ。本作のヒロインであるジェーン・カーター役には、ポーラ・パットン。日本語吹き替えにはイーサン・ハント(トム・クルーズ)を本人公認の吹替声優・森川智之が演じるほか、ジェーン・カーター(ポーラ・パットン)を東條加那子、ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)を根本泰彦、ウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)を花輪英司が務める。
 
 撮影は、プラハ(チェコ)、ムンバイ(インド)、ドバイ(アラブ首長国連邦)などで行われ、ドバイでは高さ829.8mの世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」でクルーズ本人がスタントなしでアクションを披露。命綱だけでビルの壁面を走り、部屋からダイブしたりと、これまでの常識を覆す危険なスタントに自ら挑み、世界中でニュースとして取り上げられた。

 第5作『ローグ・ネイション』は、謎の犯罪組織「シンジケート」の正体を探るため調査を進めていたイーサン・ハントが、すでに敵の手に落ちていたIMFのロンドン支部の罠にかかってしまう。さらに、IMFの捜査方針を問題視していたCIA長官により、IMFは解体され、召還の指示に従わないイーサンは、反逆者として国際手配されてしまう。“ローグ・ネイション”とは、国際的な行動において他国を尊重しない国、所謂「無法国家」「ならずもの国家」を意味する。

 本作では、クルーズが冒頭からによる危険なスタントを披露。滑走路を走る輸送機を追うイーサンが機体に飛び移る……しかし、輸送機はそのまま離陸し、生身のイーサンが扉付近にしがみついたまま上昇していく。撮影では、実際にクルーズ本人が機体にしがみついて高度3,000フィート(約900m)の高さまで上昇した。時速100マイル(約160km/h)でもしっかりと目が開けられる様に、クルーズは特殊なコンタクトレンズを装着して撮影に挑んだとの事だが、さすがに撮影前日は不安のあまり眠れなかったというエピソードも。

 さらに、第2作以来の、クルーズ自身によるノースタントの超高速バイクアクションも復活。謎の女スパイであるイルサを超高速でチェイスし、標高差300メートルのアトラス山脈の曲がりくねる山道を猛スピードで駆け抜ける。しかもヘルメットなしで山道のカーブに車体を傾け疾走し、バイク同士の体当たりシーンなど過激なアクションも実際に撮影するなど、本作の大きな見どころになっている。

 監督はクリストファー・マッカリーが務めたほか、出演は前作に引き続きペッグとレナー、そしてシリーズお馴染みのヴィング・レイムス。今回のヒロインのイルサ・ファウスト役にはレベッカ・ファーガソンが抜擢された。

 第6作『フォールアウト』では、盗まれた3つのプルトニウムを回収するミッションについていたイーサンが、回収目前で何者かにより奪われてしまう。その裏には、前作で登場した秘密組織「シンジケート」の残党が関与していた。奪われたプルトニウムの行方を追ってイーサンたちは、ホワイト・ウィドウと呼ばれる武器商を営む謎の女に接触。だが、イーサンの動きに不信感を抱くCIAが、監視役としてウォーカーというエージェントを送り込んでくる。

 本作でクルーズは、成層圏ギリギリの高度約8000メートル上空から降下し、地上スレスレで落下傘を開くという“ヘイロージャンプ”(高高度降下低高度開傘)に挑戦。ヘイロージャンプは特殊部隊などが敵に気づかれない様に目的地に潜入するために導入する危険なダイビングで、超高高度から飛び降りるため、加速された落下速度は超高速になる。さらに急激な気圧の変化で減圧症や低酸素症を引き起こす危険があり、特別な訓練が必要な難度の高い降下法だが、本人たっての希望で撮影に取り入れられたという。それ以外にも、クルーズが危うく失神して墜落しそうになったヘリコプターからの落下シーンや、足を骨折してもなお撮影を続けたロンドンでのビルジャンプのシーン、さらにパリの凱旋門の下を猛スピードで疾走するバイクチェイスのシーンなど、スタント吹替なしの超絶アクションシーンが盛りだくさんだ。

 監督・脚本はクリストファー・マッカリーが前作から続投。共演はおなじみのレイムス、ペッグ、ファーガソンらに加えて、アンジェラ・バセットがCIA長官のエリカ・スロー役で登場。日本語吹き替えには、シリーズで今回初めて専門の声優以外に俳優を起用し、CIAのエージェントであるオーガスト・ウォーカー(ヘンリー・カヴィル)の声をDAIGO、本作で初登場する武器商人のホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)の声を広瀬アリスが担当した。

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■放送情報
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
日本テレビ系にて、5月16日(金)21:00〜23:39放送
※放送枠45分拡大
※本編ノーカット
監督:ブラッド・バード
製作:トム・クルーズ、J・J・エイブラムス、ブライアン・バーク
出演:トム・クルーズ(森川智之)、ジェレミー・レナー(花輪英司)、サイモン・ペッグ(根本泰彦)、ポーラ・パットン(東條加那子)、ミカエル・ニクヴィスト(仲野裕)、ウラジミール・マシコフ(水内清光)、ジョシュ・ホロウェイ(成田剣)、アニル・カプール(天田益男)、レア・セイドゥ(行成とあ)、サムリ・エーデルマン(宮内敦士)、イワン・シュヴェドフ(大滝寛)、パヴェル・クリス(梅津秀行)、ミラジ・グルビッチ(遠藤純一)、イリア・ヴォロック(駒谷昌男)
©2025 Paramount Pictures.

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
日本テレビ系にて、5月23日(金)21:00~23:39放送
※放送枠45分拡大
※本編ノーカット
監督:クリストファー・マッカリー
脚本:クリストファー・マッカリー
ストーリー:クリストファー・マッカリー、ドリュー・ピアース
製作:トム・クルーズ、J・J・エイブラムス, ブライアン・バーク、デヴィッド・エリソン、ダナ・ゴールドバーグ、ドン・グレンジャー
出演:トム・クルーズ(森川智之)、ジェレミー・レナー(花輪英司)、サイモン・ペッグ(根本泰彦)、レベッカ・ファーガソン(甲斐田裕子)、ヴィング・レイムス(手塚秀彰)、ショーン・ハリス(中尾隆聖)、サイモン・マクバーニー(佐々木睦)、チャン・チンチュー(御沓優子)、トム・ホランダー(山岸治雄)、イェンス・フルテン(宮内敦士)、アレック・ボールドウィン(田中正彦)
©2025 Paramount Pictures.

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
日本テレビ系にて、5月30日(金)21:00~23:59放送
※放送枠65分拡大
※本編ノーカット
監督・脚本:クリストファー・マッカリー
製作:トム・クルーズ、クリストファー・マッカリー、ジェイク・マイヤーズ、J・J・エイブラムス
出演:トム・クルーズ(森川智之)、ヘンリー・カヴィル(DAIGO)、ヴィング・レイムス(手塚秀彰)、サイモン・ペッグ(根本泰彦)、レベッカ・ファーガソン(甲斐田裕子)、ショーン・ハリス (中尾隆聖)、アンジェラ・バセット(高島雅羅)、ヴァネッサ・カービー(広瀬アリス)、ミシェル・モナハン(岡寛恵)、ウェス・ベントリー(松本忍)、フレデリック・シュミット(遠藤大智)、アレック・ボールドウィン(田中正彦)
©2025 Paramount Pictures.

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