広瀬アリス、『なんで私が神説教』教師役は相性バッチリ? SNSでの“神”な振る舞いに期待
広瀬アリスが主演を務めるドラマ『なんで私が神説教』(日本テレビ系)が4月12日より放送開始される。
広瀬が演じるのは、なんとなく高校教師になった主人公の麗美静。ニート生活から教師として社会復帰をしたものの、人と深く接することが苦手なキャラクターだ。そんな静が、知らぬ間に学校の問題に巻き込まれ、負けず嫌いが故にしたくもない“説教”をすることになる。
本作では「生徒とは程よい距離感で、怒るな、褒めるな、相談乗るな」が学校の方針として打ち出される。“先生”という立場は、学生たちが自分らしく生きていけるように様々な道を教えてくれる、やる気に満ちた存在だと思っていたが、少しの火種でも一気に燃え広がり、深入りすれば地雷を踏んでしまうような今の世の中では、方針に掲げられているような“最低限のことだけをする先生”がいても不思議ではない。しかしそんな世の中には違和感がある。本音でぶつかろうとする静の存在は、作品にとっても現代にとっても必要不可欠だと言える。
大企業の社長が高校の教師として潜入した『ビリオン×スクール』(フジテレビ系)、教師になった官僚が日本教育を正そうとする『御上先生』(TBS系)など、ここ最近だけでも多くの学園ドラマが生まれてきたが、本作はもっと単純に、画面を通して世間にも問題提起してくれるような作品になるのではないだろうか。「社会を変えたい!」というわけでもなく、嫌々ながらに生徒に向き合ううちに本音をこぼしてしまう、そのリアルな言葉が、学生だけでなく大人の視聴者の心を掴むことになるだろう。
広瀬アリスと言えば、X(旧Twitter)のアカウントでは150万人を超えるフォロワーがいて、エゴサーチをしたり、頻繁に発言したりと活発にファンと交流している。以前出演したドラマ『全領域異常解決室』(フジテレビ系)放送時には、広瀬が演じた小夢が神の一人であると明らかになった回の後「どうもー神でーす」とポストをしたり、オフショットも多数載せたりと、ドラマを視聴し終わったファンの余韻に答えてくれていた。