『We Live in Time』新予告 アンドリュー・ガーフィールド×フローレンス・ピューが愛を育む

 6月6日より全国公開される『We Live in Time この時を生きて』の予告編と場面写真が公開された。

 本作は、A24が北米配給権を獲得したラブストーリー。『ブルックリン』で第88回アカデミー賞作品賞にノミネートされたジョン・クローリーが監督を務めた。

 主演を務めたのは、『ミッドサマー』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』『オッペンハイマー』『デューン 砂の惑星PART2』のフローレンス・ピューと、2007年のクローリー監督作『BOY A』や『アメイジング・スパイダーマン』『ソーシャル・ネットワーク』『ハクソー・リッジ』などのアンドリュー・ガーフィールド。

 物語の主人公は、新進気鋭の一流シェフ・アルムート(フローレンス・ピュー)と、離婚して失意のどん底にいたトビアス(アンドリュー・ガーフィールド)。何の接点もなく、自由奔放なアルムートと、慎重派のトビアスという正反対の性格を持つ二人が、運命的に出会い、恋に落ちる。幾度も試練を迎えながらも、やがて共に暮らし始め、娘が生まれ、家族としての絆を深めていく。そんな中、アルムートの余命がわずかであることがわかり、共に生きるトビアスに驚きの決意を告げる。

『We Live in Time この時を生きて』予告編

 公開されたのは、ナレーションやテロップを徹底的に排除し、二人のかけがえのない時間にフォーカスしたロングタイム予告。アルムートの運転する車にトビアスが轢かれたことから始まった信じ難い出会いの場面から、互いに惹かれ合いながらも考え方の違いで決裂していく二人の会話。驚くべきシチュエーションで誕生した娘の笑顔や、余命を告げられたアルムートの決意の滲む表情などが丁寧に映し出される。共に生き、愛を育んだ二人の時間が、交錯しながらも、途切れることなく互いに溶け合い、繋がっていく。

 クローリー監督は、従来の恋愛映画をベースにしつつ、新しい刺激的なアプローチを加えた。主人公二人の過ごした悲喜交々の日々が、時間軸をシャッフルしながら描かれていく構成だ。この構成についてクローリー監督は「時間を映画的に使って、恋愛関係を表現するというアイデアに惹かれました。作品全体にわたって、アルムートとトビアスの関係における、数年間、半年間、そして二人の子供が生まれる格別な一日という3つの時間軸が交錯します。そしてその境目をぼやかすことによって、観客がその3つの間をゆらゆらと漂えるよう、そして3つの時間軸が互いに溶け込んだり影響しあったりする様子を感じられるようにしました」とコメントした。

 あわせて公開された8点の場面写真は、二人の永遠のようにも思える瞬間を切り取っている。日常の何気ないひとときから、二人にとって大切な節目となる瞬間、そして家族が増え、より絆が深まっていく様子まで、観る者の心に残る美しい瞬間が写し出されている。

 また、本作のムビチケ前売券(オンライン)が3月25日より発売。購入者には、特典として雑誌『POPEYE』の表紙イラストやユニクロとのコラボレーションで知られる長場雄が描き下ろした特別アートワーク入り「インビテーション壁紙」がプレゼントされる。劇中に登場する二人の結婚式へのインビテーションカードをモチーフにしたデザイン。印象的なバスタブでのワンシーンや、SNSで大きな話題となった“馬“をあしらった、メリーゴーランドに乗る二人の姿が描かれている。

■公開情報
『We Live in Time この時を生きて』
6月6日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
出演:フローレンス・ピュー、アンドリュー・ガーフィールド
監督:ジョン・クローリー
配給:キノフィルムズ
提供:木下グループ
2024年/フランス・イギリス/英語/108分/カラー/スコープ/5.1ch/字幕翻訳:岩辺いずみ/G
©2024 STUDIOCANAL SAS – CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
公式サイト:https://www.wlit.jp
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