『ミッキー17』ポン・ジュノ監督の来日&ジャパンプレミア開催決定 SPメッセージ映像も

 3月28日に公開される映画『ミッキー17』の監督を務めたポン・ジュノの来日とジャパンプレミアの開催が決定した。

 本作は、『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノが監督と脚本を手がけたサスペンス。エドワード・アシュトンによる同名小説を原作に、主人公・ミッキーの異常で危険な氷の惑星での冒険が描かれる。

 『TENET テネット』『THE BATMAN-ザ・バットマン-』などのロバート・パティンソンが主演を務めたほか、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のナオミ・アッキー、『NOPE/ノープ』のスティーヴン・ユァン、『ヘレディタリー/継承』のトニ・コレット、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のマーク・ラファロらが共演に名を連ねている。

映画『ミッキー17』メッセージ映像

 ポン・ジュノ監督の来日は、『パラサイト 半地下の家族』以来、約5年ぶりとなる。監督から日本のファンに向けたスペシャルメッセージ映像も公開。「こんにちは『ミッキー17』監督のポン・ジュノです」という挨拶から始まり、続いて、雪原で落下事故に見舞われたミッキー(ロバート・パティンソン)に、ひと癖ありげな友達のティモ(スティーヴン・ユァン)が「死ぬってどんな気分だ」と声をかける本編シーンが紹介される。ポン・ジュノ監督が「ジャパンプレミアに参加することが決定しました」と続けると、2人のミッキーが現れて興奮するナーシャ(ナオミ・アッキー)の本編映像とともに、ポン・ジュノ監督が「日本の皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございます」とコメントする。

 5年ぶりの来日を前に取材に応じたポン・ジュノ監督は、「日本でやりたいことは沢山あります。日本食……まずはとんこつラーメンが食べたいですね。また東京には小さいけれどユニークで素敵なジャズバー、実力のあるミュージシャンの生演奏が聴けるバーがたくさんがありますよね。何か所か行きたいところがあります」と、日本のソウルフード、ラーメンのこととお気に入りのスポットに出かけたいと明かす。また「日本には阪本順治監督や李相日監督など親しい監督がたくさんいますので、日本の監督たちにもお会いしたいですね」とも。そして、日本のファンに向けて「最近はネットや配信の時代だと言われていますが、やはり映画は映画館で観てこそ。公開を指折り数えながら期待に胸を膨らませて映画館に行って、大勢の人たちと一緒に大きなスクリーンで映画を観ながら興奮、面白さ、感動を味わう、そのプロセスには根源的な力があると思います。今回、日本の観客の皆さんにも『ミッキー17』に期待していただきたいですし、ぜひ映画館に足を運んでご覧いただければ嬉しいです」とメッセージを寄せた。

 なお、ジャパンプレミアの参加募集キャンペーンがワーナー・ブラザース公式X(旧Twitter)にて実施。開催日時とあわせて告知されるので、詳しくは公式Xにて。

■公開情報
『ミッキー17』
3月28日(金)公開
出演:ロバート・パティンソン、ナオミ・アッキー、スティーヴン・ユァン、トニ・コレット、マーク・ラファロ
監督・脚本:ポン・ジュノ
配給:ワーナー・ブラザース映画
2025年/アメリカ/G
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公式サイト:mickey17.jp

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