當真あみが役を演じる上で最も大切にしていることとは? 積み重ねてきた“楽しさ”の先へ

心の内にあるものといかに向き合うか

ーー現場の雰囲気などについても教えてください。やはり、実際に北海道で撮影できたことは大きかったですか?

當真:本当に大きかったです。ほとんどのシーンを実際の大学をお借りして撮影をさせていただいたので、演じるというよりも本当にその場に飛び込んだような気持ちになりました。

ーーこれまで高校生役を演じられていましたが、大学生役は少し違いも?

當真:そうですね。これまでは私自身が高校生なこともあり、学校生活の中で体験したことや感じたことを演じる役柄と結びつけて、自分の中の引き出しを開けていくような部分がありました。でも、大学生となると分かっているようで分かっていなかったことがいっぱいあるなって。お借りした大学に通われている学生さんもエキストラとして参加してくださっていて、待ち時間に何を学んでいるのか、大学生活の楽しさなども聞いていました。そのおかげでいろいろと知らなかったことをお芝居にも取り入れることができたんじゃないかなと思います。

ーー『ケの日のケケケ』(NHK総合)、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)など、當真さんは生徒たちがさまざまな葛藤を抱える学園ドラマに出演されてきました。これまでの経験が本作に活きた部分も?

當真:それは間違いなくあると思います。心の内にあるものといかに向き合うのか。その点はこれまでの出演作の中で、大切だと学んだことでした。その点は、本作に臨むにあたっても、反映することができたと思います。

ーーすでに2月に突入していますが、2025年の當真さんの目標などを教えていただいてもいいですか。

當真:まずは一つ一つの作品や役柄にしっかり向き合って真剣に楽しくできたらいいなと思っています。あとは仕事もプライベートも、何か一つは新しいことに挑戦してみたいです。

ーー“新しいこと”というと何かを取得したり?

當真:そうですね。『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)ではバイオリンに挑戦する機会をいただきましたが、役柄を通して何かを学ぶことができるのは役者の特権だと思うんです。もちろん、短期間で取得しなければいけないときもあって本当に難しいこともあります。どこまで頑張っても“本物”にはなれない部分はあるのですが、その向き合う時間は本当に楽しくて。また何に挑戦できるかわかりませんが、今後もそんな時間とも真剣に向き合っていきたいと思っています。

■放送情報
土曜ドラマ『リラの花咲くけものみち』
NHK総合にて、毎週土曜22:00〜22:49放送
出演:山田杏奈、當真あみ、萩原利久、佐藤寛太、山崎静代、甲本雅裕、石橋静河、風吹ジュン
原作:藤岡陽子
脚本:水橋文美江
音楽:平井真美子
制作統括:黒沢淳(テレパック)、尾崎裕和(NHK)、勝田夏子(NHK)
プロデューサー:室谷拡、三本千晶(テレパック)
演出:谷口正晃
写真提供=NHK

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<応募締切>
2月22日(土)

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