『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』は秘宝をめぐる冒険に? 異例の本予告を考察

 この予告では再三、宇宙海賊の脅威が語られます。このドラマには『マンダロリアン』シーズン3に登場した宇宙海賊ヴェインが出ることも確認されています。従ってこの宇宙海賊もそのお宝も狙っているのでしょうか。ますます『グーニーズ』感がありますね。

 この予告の最後に髑髏のような遺跡がほんの一瞬映りますよね。ファンの考察では、これが“シム・ザ・デスポット”というキャラを思い出させると言われています。この“シム・ザ・デスポット”は映画やドラマには登場せず、スター・ウォーズの小説などで言及されたキャラです。はるか昔に君臨した暴君という設定で『Han Solo and the Lost Legacy』という小説の表紙に描かれており、また映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の悪役のドライデン・ヴォスの部屋に飾ってあるコレクションの中に、このシムの頭部を模した装飾品が飾られています。このシムの秘宝をめぐる冒険なのかな?

 また、4人の子どもたちの中の1人ニールは、青い子象のようです。この子はそのルックスからして『スター・ウォーズ:ジェダイの帰還』でジャバ・ザ・ハットの宮殿で演奏をしていたマックス・レボと同種族でしょう。この愛らしさ、グローグーに次いで人気キャラになるかな。

 配信は12月4日からですが、クリスマス・シーズンに楽しむのにふさわしいアドベンチャーに仕上がっているのではないでしょうか。それにしてもジュード・ロウ、やっぱりカッコいいです。

 ジュード・ロウは、12月6日から8日にかけて、「東京コミコン2024」に参加します。『スケルトン・クルー』について日本のファンの前でなにか語ってくれるかもしれませんね。

■配信情報
『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』
ディズニープラスにて、12月4日(水)より初回2話日米同時独占配信開始
©2024 Lucasfilm Ltd.

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