趣里が『ブギウギ』を経てさらにパワーアップ! 『ブラックペアン』猫ちゃんの眼力の強さ

 渡海とは違い、天城への明らかな嫌悪感を示している猫田。第6話では「天城 vs 猫田」の構図が描かれ、さらに維新大で看護師をしていた過去が明かされる。キャスト発表の際には、プロデューサーの伊與田英徳氏が「今シーズンで彼女がなぜ仮眠室の住人になったのかが分かるエピソードが入っております」とコメントしており(※)、それがこの回になると思われる。

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 同時に伊與田氏は、「6年前からさらにパワーアップしたオーラを醸し出していて驚かされることばかりです」とも趣里の存在感を称賛しており(※)、その“パワーアップ”のきっかけとなっているのがヒロインを務めた朝ドラ『ブギウギ』(NHK総合)での経験だろう。本作は『ブギウギ』後に趣里が出演する初めての連ドラ。表情豊かな『ブギウギ』のスズ子と猫田は正反対のキャラクターだが、気が強い部分は共通している。

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 『ブラックペアン』での猫田を見ていて筆者が印象的に感じるのは、趣里の眼力の強さだ。オペではマスクと手術帽を被っているため、限られた表情の変化や動作で演技をする必要があるが、特に猫田の場合はオペ中の緊急事態でも動じずに構える芯の強さや逆に天城への警戒心が目に強く表れているように感じる。ここまで猫を被ってきた猫田のさらなる本性が第6話では見られそうだ。

参照
https://realsound.jp/movie/2024/06/post-1701818.html

■放送情報
日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』
TBS系にて、毎週日曜21:00〜21:54放送
出演:二宮和也、竹内涼真、葵わかな、キム・ムジュン、内村遥、今野浩喜、森田甘路、ヤマダユウスケ、松川尚瑠輝、水谷果穂、チェ・ジウ、田中みな実、石坂浩二、趣里、神野三鈴、橋本さとし、段田安則、小泉孝太郎、内野聖陽
原作:海堂尊『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』(講談社文庫)
脚本: 槌谷健、守口悠介ほか
演出:西浦正記、加藤亜季子、伊東祥宏
音楽:木村秀彬
主題歌:小田和正「その先にあるもの」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
プロデュース:伊與田英徳、武藤淳、佐久間晃嗣
製作著作:TBS
©︎TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/
公式X(旧Twitter):@blackpean_tbs
公式Instagram:blackpean_tbs
公式TikTok:@blackpean_tbs

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