トム・クルーズ、パリ五輪閉会式で空中スタント披露 過去には“007”ダニエル・クレイグも

ダニエル・クレイグ登場シーン

 なお、過去にオリンピックの式典で演出に携わった映画関係者は、クルーズだけではない。2012年に開催されたロンドン大会の開会式では、6代目のジェームズ・ボンドとして知られるダニエル・クレイグが、当時86歳だったエリザベス女王と一緒にヘリコプターに乗り込み、ロンドンの名所上空を飛びながら開会式の会場へ。最後に2人はスカイダイビング(実際はスタントマンが代わりに実行)でスタジアムのフィールドに着地し、そのド派手なパフォーマンスが大きな話題となった(※2)。

 その他にも2008年の北京大会では、現代中国を代表する世界的な監督の一人であり、ハリウッド映画『グレートウォール』(2016年)で監督も務めたチャン・イーモウが開閉会式の演出を担当。その美しい圧巻のビジュアルは、今でも語り継がれるほどのインパクトだった(※3)。

 2028年にオリンピックが開催されるロサンゼルスはハリウッドの本拠地であるため、数々の大スターが開閉会式に参加して大いに盛り上げてくれるのではないだろうか。トム・クルーズの再登場にも期待したい。

参照

※1. https://www.youtube.com/watch?v=KIeHFbfSbCM
※2. https://www.youtube.com/watch?v=1AS-dCdYZbo
※3. https://slate.com/culture/2022/02/2008-beijing-olympics-opening-ceremony-zhang-yimou-meaning.html

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