グー・シャオガン監督も「文章が特に素晴らしい」と賞賛 『西湖畔に生きる』日本版予告
9月27日より新宿シネマカリテほかにて全国順次公開されるグー・シャオガン監督作『西湖畔(せいこはん)に生きる』の日本版予告が公開された。
本作は、デビュー作にしてカンヌ国際映画祭批評家週間クロージング作品に選ばれた『春江水暖〜しゅんこうすいだん』のグー・シャオガン監督による第2作。本作では、天上から地獄へ、縦に降下上昇するような大胆で新しい表現にチャレンジし、仏教の故事で釈迦の十大弟子のひとりである目連が地獄に堕ちた母親を救う『目連救母』からインスパイアされたストーリーになっているという。
主演を務めたのは、『長歌行』『愛なんて、ただそれだけのこと』のウー・レイと、『清越坊の女たち〜当家主母〜』のジアン・チンチン。『花様年華』『陰陽師』などで知られる日本の作曲家・梅林茂が音楽を手がけた。
公開された日本版予告には、茶摘みで働く母(ジアン・チンチン)が堕ちる違法ビジネスの地獄と、その母を救おうとする息子(ウー・レイ)が一線越えてしまう様子が映し出されている。「山水画の世界を映画で極めたい」というシャオガン監督の意図に寄り添った予告に、監督自身も「映画のテーマ・表現を見事に伝え、とても気に入っています。日本語の文章が特に素晴らしいですね」とコメントを寄せている。
なお、本作のムビチケが7月26日より発売となる。ムビチケは主演ウー・レイが森の中で物思いにふけっているようなデザインに。購入者特典のポストカードは5種のデザインから、ムビチケ購入1枚につき1枚がランダムに進呈される。
■公開情報
『西湖畔(せいこはん)に生きる』
9月27日(金)より、新宿シネマカリテほか全国順次公開
監督:グー・シャオガン(顧暁剛)
撮影監督:グオ・ダーミン(郭達明)
音楽:梅林茂
出演:ウー・レイ(呉磊)、ジア ン・チンチン(蒋勤勤)、チェン・ジエンビン(陳建斌)、ワン・ジアジア(王佳佳)
配給:ムヴィオラ、面白映画
原題:草木人間/英題:Dwelling by the West Lake/2023年/中国映画/118分/G
©Hangzhou Enlightenment Films
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