『卒業』一途な年下男子役で話題に! ウィ・ハジュンの役者魂を感じられる韓国ドラマ4選
6月30日にU-NEXTで最終話が配信されたばかりの韓国ドラマ『卒業』。チョン・リョウォンが演じたカリスマ塾講師・ヘジンの教え子で、ヘジンを一途に想い続けるジュノを好演したウィ・ハジュン。年下男子らしい無邪気なところがある一方で、いざというときに頼りになる大人の男性を魅力的に演じた。
話題作に次々に出演しているウィ・ハジュンだが、本稿では彼の魅力を存分に楽しめる4作品を紹介しよう。
『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』でソン・イェジンの弟役に
『卒業』の演出を務めたアン・パンソクの代表作である『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』では、主人公のジナ(ソン・イェジン)の弟で、ジナの恋人のジュニ(チョン・ヘイン)の親友、スンホを演じた。有名大学の大学院生という役柄で、古い考え方を持つ母親の期待を背負った好青年だ。一般的な姉と弟らしくお互いに憎まれ口をたたいたりするが、スンホは姉想いの良い弟といえるだろう。
スンホは姉のジナが元恋人との間で起こすトラブルに何度か巻き込まれ、そのたびに仲裁に入るが、その際に弟としてジナを守ろうとする姿がかっこいい。そしてなんといっても親友のジュニを演じるチョン・ヘインとのツーショットが映える。
改めて本作を観ると、主人公の弟役だったウィ・ハジュンが、アン・パンソクの新作で主人公の恋人役を演じることになるとは……と感慨深い気持ちになる人も多いに違いない。
『18アゲイン』でプロ野球のスター選手に
キム・ハヌルとユン・サンヒョンが離婚寸前の夫婦を演じた『18アゲイン』。本作でウィ・ハジュンは、アナウンサーになる夢を叶えたダジョン(キム・ハヌル)に想いを寄せるプロ野球のスター選手、ジフンを演じる。
アナウンサーになりたてのダジョンが、急遽先輩に代わって野球中継を担当することになり、ヒーローインタビューをしたのがジフンだった。ダジョンの真摯な仕事ぶりに好感を持つジフンだが、その想いはやがて恋心になる。
ウィ・ハジュンが演じるジフンは、常にダジョンの気持ちを一番に考え、終始一貫してジェントルマンであるところが魅力的だ。ダジョンへのあふれる想いを隠し切れないところが愛おしく、そして切ない。
そしてジフン自身も最愛の兄を亡くすというつらい経験をし、兄の娘を引き取って親代わりになろうと奮闘する父性の部分もみせている。『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』での弟キャラとは違った、大人の男性の魅力を思う存分楽しめる作品だ。