楽しい現場の中心に丸山礼？

――撮影現場の雰囲気はいかがですか？

神尾：和気あいあいとしていて、明るい現場です。あまり大人数で揃うことがなくて、今のところ生見さんと2人のシーンが多いんですけど、すごく楽しく、柔らかい雰囲気で進んでいます。

――主演を務める生見愛瑠さんの印象は？

神尾：最初はバラエティの印象が強くて、天真爛漫なイメージでした。もちろん現場でも明るく、笑顔が多い方なんですけど、思ったよりもしっかりしてるな、という印象です。すごく周りを見てくれているなって思いますね。

――そんな生見さんのすごいと感じるところは？

神尾：セリフ覚えが早いイメージがあります。僕も苦手というほどではないですけど、あれだけずっと出ていれば苦労はするだろうなと思うので、それでも周りに気を遣ったり、明るく振る舞っているのがすごいなと思います。

――瀬戸康史さん、宮世琉弥さんの印象もお願いします。

神尾：瀬戸さんは、おちゃめな印象ですね。しかも、面白いことを真顔で言われるので「これはボケなのか？　どっちなのか？」みたいな（笑）。最初はちょっと探ってましたけど、今はもうこれがボケなんだな、とわかるようになったので、楽しく会話させていただいています。宮世くんは顔立ちも大人っぽいですし、落ち着いた雰囲気なのでクールな印象があったんです。でも話してみると、年下感というか弟感というか、懐に入るのが上手な愛嬌ある人だなと思いました。

――これからお芝居で対峙するのが楽しみですね。

神尾：そうですね。番宣とかで4人が揃ったときに、すごくバランスがいいなと感じて。なので、お芝居でもそうなったらいいなと思っています。

――現場で楽しかったエピソードを教えてください。

神尾：丸山礼さんとのシーンがあって、ずっと笑っていました（笑）。僕も生見さんも瀬戸さんも、全員笑っていて、こらえるのが大変でしたね。ミニコントみたいなことを自然と始めるんですよ。それがもう面白すぎて、誰も止めないからずっとやってるんです（笑）。延々とできているのもすごいですし、それがジワジワきて笑っちゃいました。本当に丸山さんのおかげで、現場が楽しくなってる部分はあると思います。

――みなさん、ミニコントに乗っかったりはしないんですか？

神尾：瀬戸さんがちょっと乗っかっていましたけど、僕にはその勇気がなかったです（笑）。

――キャストのみなさんに対して、神尾さん流の“距離の縮め方”があれば聞かせてください。

神尾：一緒に撮影している方に、ラクな気持ちになってもらえたらいいなとは思うので、あまり気張らずに自然体でいることは意識しています。

――瀬戸さんは、「“利き目”を右から左に変えたい」と言った神尾さんにツッコんだとおっしゃっていました。

神尾：あははは、ありましたね（笑）。瀬戸さんはイジるというか、最初からちゃんとコミュニケーションを取ってくださったので、すごくありがたかったです。

――ドラマでは公太郎、朝日、律がまことと四角関係を繰り広げますが、もしも神尾さん、瀬戸さん、宮世さんの3人が恋のライバルだったら、恋愛コミュニケーション力が高そうなのは？

神尾：コミュ力だったら、やっぱり瀬戸さんが高いと思います。丸山さんのミニコントに入っていけるノリの良さもすごいなと思いますし、ちょっと勝てないなって。瀬戸さんは声がすごくいいので、それもズルいなと思います（笑）。

――宮世さんはいかがですか？

神尾：琉弥にも勝てないと思いますよ。ミステリアスな顔立ちで、笑ったときのギャップがすごい破壊力だなと。だから僕が一番普通というか、印象に残らなそうだなって思いますね（笑）。

■放送情報
火曜ドラマ『くるり～誰が私と恋をした？～』
TBS系にて、毎週火曜22:00〜22:57放送
出演：生見愛瑠、瀬戸康史、神尾楓珠、宮世琉弥、丸山礼、肥後克広（ダチョウ俱楽部）、片平なぎさ
脚本：吉澤智子
演出：松木彩
プロデューサー：八木亜未
編成：武田梓
製作：大映テレビ、TBS
©︎TBS
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