アン・ジェホン、イ・シニョン、チョン・ジヌンら共演 バスケ映画『リバウンド』4月公開

 韓国の青春バスケットボール映画『Rebound(英題)』が、『リバウンド』の邦題で4月26日より新宿ピカデリーほかで全国公開されることが決定。あわせて日本版特報映像とティザーポスターが公開された。

 本作は、廃部寸前の弱小バスケットボール部の新任コーチと6人の選手が韓国全国大会を目指す実話をもとにした韓国初の本格バスケ映画。2012年、交代選手もいないわずか6名の選手で全国大会決勝進出を成し遂げたカン・ヤンヒョンコーチと、釜山(プサン)中央高校バスケットボール部。実在するチームの奇跡の物語が、構想11年の時を経て映画化された。

 監督を務めたのは、日本でもリメイクされた『サイン』で脚本と演出を手がけ、映画『記憶の夜』など監督としても多くの作品を輩出し、本作が6年振りの監督作となるチャン・ハンジュン。『工作 黒金星と呼ばれた男』で第27回釜日映画賞脚本賞を受賞し、Netflixシリーズ『ナルコの神』などでも知られるクォン・ソンフィと、Netflixシリーズ『キングダム』、ドラマ『シグナル』などを手がけるキム・ウニが脚本を手がけ、『犯罪都市』シリーズの製作スタッフが集結した。

 バスケットボール選手出身の公益勤務要員であるカン・ヤンヒョンは解体の危機に瀕した釜山中央高校バスケットボール部の新任コーチに抜擢される。しかし、全国大会での初試合の相手は高校バスケットボール最強者の龍山高校。チームワークが崩れた中央高は惨敗という恥辱の結果を生み、学校はバスケットボール部解体まで議論するが、ヤンヒョンはMVPまで上がった高校時代を思い出し、再び選手たちを集める。誰も注目しなかった最弱チームの新任コーチと6人の選手がついに2012年の全国高校バスケットボール大会への出場を果たす。

 バスケットボール部員を全国大会の決勝という晴れの舞台へ導くカン・ヤンヒョンコーチを演じるのは、ドラマ『マスクガ―ル』や映画『シークレット・ジョブ』のアン・ジェホン。徹底的な役作りを行うことで知られる彼は、本作でも実際の人物に近づけるため1週間で10キロの増量を行った。

 バスケットボール部の部員には、『魅惑の人』『愛の不時着』『浪漫ドクターキム・サブ3』などのイ・シニョンを筆頭に、2AMのチョン・ジヌン、『偶然見つけたハル』『女神降臨』『オー!マイベイビー~私のトキメキ授かりロマンス~』のチョン・ゴンジュ、ドラマ『恋慕』のキム・テクら。実際にバスケットボールのトレーニングをして撮影に挑んだ。また、リアルにこだわる本作では、400人を超えるオーディションでキャストが選抜された。

映画『リバウンド』特報映像

 公開された日本版特報映像では、バスケットボール選手出身だが指導経験ゼロのヤンヒョンコーチと、廃部寸前の崖っぷちバスケットボール部員6人が全国大会を目指した挫折と栄光の日々が、試合シーンとともに映し出されている。ほぼCGなしのリアリティにこだわった映像と、トレーニングを積んだ俳優陣によるプレーも確認できる。

 ティザーポスタービジュアルでは、青空を背景に、ヤンヒョンコーチとバスケットボール部員の笑顔が捉えられている。

 また、本作のムビチケ前売券(オンライン)が2月23日12時より発売される。ムビチケ前売券のオンライン購入者特典として本作のオリジナル壁紙が、ムビチケ購入&鑑賞者特典として本作の韓国版ポスターのデザインを模したムビチケデジタルカードがプレゼントされる。さらに、ムビチケ前売券(オンライン)購入者限定で映画関連グッズが抽選で当たるキャンペーンも実施される予定だ。

■公開情報
『リバウンド』
4月26日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督:チャン・ハンジュン
脚本:クォン・ソンフィ、キム・ウニ
出演:アン・ジェホン、イ・シニョン、チョン・ジヌン(2AM)、チョン・ゴンジュ、キム・テク、キム・ミン、アン・ジホ
製作:NEXON Korea Corporation
制作:B.A. ENTERTAINMENT, WALKHOUSECOMPANY
配給: KADOKAWA、 KADOKAWA K プラス
提供:KADOKAWA Kプラス、MOVIE WALKER PRESS KOREA
2023年/韓国/韓国語/122分/カラー/16:9 シネマスコープサイズ/5.1ch/英題:Rebound/字幕:根本理恵 /一般映画
©︎2023 NEXON Korea Corporation, B.A. ENTERTAINMENT, WALKHOUSECOMPANY ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト:https://rebound-movie.jp
公式X(旧Twitter):@reboundmoviejp

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