佐藤健×長澤まさみ×森七菜『四月になれば彼女は』に仲野太賀、竹野内豊、河合優実ら出演

『四月になれば彼女は』に仲野太賀ら出演

 佐藤健、長澤まさみ、森七菜が初共演を果たす映画『四月になれば彼女は』に仲野太賀、中島歩、河合優実、ともさかりえ、竹野内豊が出演することが発表された。

 本作は、世界28カ国で出版され200万部を超えるベストセラーとなった『世界から猫が消えたなら』や、自らの小説を原作とし、脚本・監督を務め、第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて日本人初となる最優秀監督賞を受賞した『百花』などを生み出してきた川村元気が執筆した、累計発行部数35万部突破のベストセラー恋愛小説を映画化したラブストーリー。

 婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公・藤代俊を演じるのは佐藤。結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生を長澤、藤代が10年前に交際していた初恋の女性で、世界中を旅しながら藤代に手紙を送る伊予田春を森が演じ、初共演を果たす。監督を務めたのは、米津玄師「Lemon」、藤井風「青春病」、宇多田ヒカル「Gold 〜また逢う日まで〜」など、数々のアーティストのMVを手がけ、本作が初の長編映画監督作となる映像作家の山田智和。

 藤代が通うバーの店長・タスク役を演じるのは、第45回日本アカデミー賞優秀助演男優賞や、第64回ブルーリボン賞助演男優賞など数々の映画賞を受賞をしていきた仲野。本作ではそれぞれの抱える恋愛観について語りあい、自身も恋愛について悩みを抱える藤代の親友という役どころを演じる。

 藤代と春の大学時代の写真仲間であり、写真部部長・ペンタックス役を演じるのは、第76回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に選出された『サタデー・フィクション』、第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した『偶然と想像』などの中島。ペンタックスは、藤代と春の過去をよく知る存在として、物語の鍵を握る役どころでもある。

 弥生の妹・坂本純役を演じるのは、Netflixシリーズ『First Love 初恋』や、『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK総合)、2022年には『百花』『ある男』『線は、僕を描く』『PLAN 75』など計8本の映画に出演し、第35回日刊スポーツ映画大賞新人賞を受賞した河合。坂本純は、姉・弥生の独特な恋愛観を知る唯一の存在という役どころだ。

 藤代の勤める大学病院の医師として働きながら、シングルマザーとして子育てにも奔走するの同僚・小泉奈々役には、映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』や、『監察医 朝顔』 第2シーズン(フジテレビ系)のともさかが決定。自身も一児の母であり、仕事との両立を経験してきたともさかが、突然失踪した弥生について手がかりを知っており、藤代の相談にのりながら優しく見守るという役どころを演じる。

 そして、春の父親で、唯一の家族である伊予田衛役を、『連続ドラマW 東野圭吾 さまよう刃』(WOWOW)、『イチケイのカラス』シリーズ(フジテレビ系)、映画『シン・ゴジラ』などの竹野内が担当。数々のヒット作品に出演してきた竹野内は、本作では妻を亡くしシングルファザーとして春に深い愛情を注ぎながらも、拭いきれない深い孤独を抱えているという複雑な役どころを担う。

 仲野、中島、河合、ともさか、竹野内からはコメントも到着している。

コメント

仲野太賀(タスク役)

山田智和監督とはショートムービーでご一緒して以来親しくさせて頂いていたので、智和さんの長編デビュー作に参加できてとても嬉しく思います。素敵なキャスト、スタッフに囲まれながら過ごした撮影はあっという間に終わってしまい、現場から帰るのがとても名残惜しかったです。春の訪れとともに、この美しい日本映画が公開される事が楽しみでなりません。是非、劇場にお越しください。

中島歩(ペンタックス役)

美しい物語、美しい俳優、美しいロケーション、美しい撮影。そこへ美しいとは言い難い未熟な人間が浮き出てくる。愛する人と末永く生きるため、今日も努力と思考を続ける私たちの現在地が描かれていると思います。そんな作品に関われて光栄です。

河合優実(坂本純役)

山田智和監督ご自身の長編デビューという大切な機会で、信頼を寄せて役を任せて頂いたことは、いち俳優としてとても嬉しいことです。的確にねらいを持って、ともに空気をつくろうと、掴もうとして下さった事に、共闘してくれる監督だと感じ、少ないシーンながらも現場で充実した時間を過ごしました。藤代と弥生の人生に少しでも奥行きや豊かさをもたらす存在になれたらと参加させていただきました。作品が多くの人に届き、胸の中に残っていくことを願っています。

ともさかりえ(小泉奈々役)

現場での佐藤さんの佇まいや、纏う空気に、救われるような気持ちでした。そして、真摯に作品と向き合う山田監督の演出に背筋が伸びました。ほんの少しの参加でしたが、豊かなものをいただいたなと感謝しています。みなさまにも、ぜひ劇場で味わっていただけますように。

竹野内豊(伊予田衛役)

今回私が頂いた役柄は、原作では唯一登場することのない人物であったため、演じることに少々戸惑いはありましたが、以前、山田監督のオリジナル・ショートフィルム 『Somewhere In The Snow』を拝見した際に、美しい映像の中に紡がれた台詞の一言一言に心が込められており、監督の感情がそのまま生きているような、とても素敵な作品でしたので、ぜひ参加させていただきたいと思いました。山田監督の初の長編作、私も公開を楽しみにしております!

■公開情報
『四月になれば彼女は』
2024年3月22日(金)全国東宝系にて公開
出演:佐藤健、長澤まさみ、森七菜、仲野太賀、中島歩、河合優実、ともさかりえ、竹野内豊
原作:川村元気『四月なれば彼女は』(文春文庫)
監督:山田智和
撮影:今村圭佑
音楽:小林武史
制作プロダクション:AOI Pro.
配給:東宝
©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
公式サイト:https://4gatsu-movie.toho.co.jp
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/4gatsu_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/4gatsu_movie/
公式Tiktok:https://www.tiktok.com/@4gatsu_movie

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