赤楚衛二はこれまでにない坂本龍馬となるか 『ゾン100』の“コメディ力”が発揮される予感
一方で、『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は正統派の歴史物というわけではない。『翔んで埼玉』チームによるコメディ作品ともなれば、より突き抜けた芝居がキーとなってきそうな予感も。
赤楚といえば、Netflixの配信映画『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』でのポジティブ過ぎるヒーローぶりや、『こっち向いてよ向井くん』で見せた芸人・小島よしおの「おっぱっぴー」ネタなど、実はコメディをやらせたらさらなる魅力を開花しそうな俳優でもある。面白さを追求する映画だとなれば、全力で“はじけてくれる”のではないだろうか。男らしいイメージの強い龍馬をコメディで演じるという新境地は、実は赤楚だからこそ成せる役なのかもしれない。
どうやら作中で、龍馬は現代人との架け橋である内閣官房長官を任される様子。内閣官房長官といえば会議での決まり事を記者会見で発表したり、記者からの質問に答える姿が頻繁にテレビに映し出される、あの人だ。「内閣の要」とも呼ばれる立ち位置であることからも、赤楚の活躍の場はかなり多くなるのではないだろうか。テレビ局政治部の新人記者を演じる浜辺との間に起きる化学反応にも注目したい。
■公開情報
『もしも徳川家康が総理大臣になったら』
2024年7月26日(金)全国公開
出演:浜辺美波、赤楚衛二、野村萬斎
原作:眞邊明人『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(サンマーク出版)
監督:武内英樹
脚本:徳永友一
音楽:Face 2 fAKE
配給:東宝
©︎2024「もしも徳川家康が総理大臣になったら」製作委員会
公式サイト:https://moshi-toku.toho.co.jp/
公式X(旧Twitter):@moshi_toku
公式Instagram:@moshi_toku