『うち弁』平手友梨奈がツンデレの極み 自ら素直になることができた杏の大きな一歩
杏と蔵前のバディが復活。結果的に杏側が勝利し、恒例の「以上です」が天野法律事務所の弁護士・大神楓(菅野莉央)に炸裂する。その前にある蔵前のモノマネは言わずもがな、古畑任三郎だ。
笠原のドラマは急遽特別番組の、作品の裏側を語るスペシャルトークショーに差し替え。テレビを観る蔵前に、杏が「今回は多少は……助かったかもしれないです……」と感謝の言葉を述べる。それは蚊の泣くような頼りない声であるが、杏にとっては自分から素直になることができた大きな一歩。蔵前もニヤケ顔がバレないように、必死で顔を隠している。
それにしても「ドラマの撮影が間に合わなかったわけではないですよ」と話す笠原のセリフを我々視聴者はどこかで聞いたことがある。そう、この『うちの弁護士は手がかかる』そのもののパロディである。次回予告がなかったのは、笠原のセリフを受けての演出なのかと深読みしていたが、本当に予告が間に合わなかっただけのようだ。作品の裏側を語るスペシャルトークショーが現実のものとならないように、我々視聴者はエールを送ることしかできない。
■放送情報
『うちの弁護士は手がかかる』
フジテレビ系にて、毎週金曜21:00〜21:58放送
出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、菅野莉央、日向 亘、安達祐実、村川絵梨、松尾諭、大倉孝二、酒向芳、戸田恵子、江口のりこほか
脚本:服部隆、おかざきさとこ、西垣匡基
演出:瑠東東一郎、相沢秀幸
プロデュース:金城綾香
主題歌:ザ・ローリング・ストーンズ「アングリー」(ユニバーサル ミュージック)
制作:フジテレビ ドラマ・映画制作部
制作著作:フジテレビジョン
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