『うち弁』ムロツヨシと平手友梨奈の共演が少ない貴重回 蔵前と杏の電話シーンが印象的に

 また、今回は蔵前と杏の電話シーンが印象的であった。「パラリーガルなのですから、できるだけ余計なお話はしないように」「お客様にはコーヒーを。オレンジジュースは絶対に駄目です」「メモを取ってください」「アポを取る時は下から」といった蔵前からのアドバイスを杏は額面通りに受け取ってしまうことも。途中から杏がハンズフリーにしてグミを口にしているのも蔵前にはお見通し。「(どこかから監視されている……!?)」という具合に、杏が辺りをキョロキョロし始める……といったシーンを、2人を繋げた縦画面で演出することによって、ほぼ共演シーンにしているのも見事な工夫である。

 第6話で蔵前は完全復活。今回からついに予告がオンエアに間に合い、撮影も好調であることが分かる。物語も折り返しを迎えようとしている『うちの弁護士は手がかかる』だが、第5話では今日子と杏の会話のなかに「椿原先生」という謎の人物が登場していた。お互いにしばらく会っていないというその椿原が、後半のキーパーソンになる予感がしている。

■放送情報
『うちの弁護士は手がかかる』
フジテレビ系にて、毎週金曜21:00〜21:58放送
出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、菅野莉央、日向 亘、安達祐実、村川絵梨、松尾諭、大倉孝二、酒向芳、戸田恵子、江口のりこほか
脚本:服部隆、おかざきさとこ、西垣匡基
演出:瑠東東一郎、相沢秀幸
プロデュース:金城綾香
主題歌:ザ・ローリング・ストーンズ「アングリー」(ユニバーサル ミュージック)
制作:フジテレビ ドラマ・映画制作部
制作著作:フジテレビジョン
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/uchiben_kin9/
公式X(旧Twitter):@uchiben_kin9_cx
公式Instagram:@uchiben_kin9_cx

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