三林京子、石倉三郎、中越典子らが香川の人々に 『ブギウギ』に集結した朝ドラ常連俳優
NHK連続テレビ小説『ブギウギ』の第4週となる「ワテ、香川に行くで」が放送された。今週は、大和(蒼井優)と橘(翼和希)の退団、圧巻のラインダンス、そしてスズ子(趣里)の出生の秘密が明らかになるなど驚きの内容が盛りだくさんだった。また、金曜日の放送からは、梅吉(柳葉敏郎)とツヤ(水川あさみ)の故郷である香川の人々が多数登場。そこで今回は、新たに顔を見せた朝ドラ常連俳優たちを紹介したい。
三林京子(大西トシ役)
スズ子の母方の祖母・トシ役で登場したのが三林京子である。朝ドラ常連中の常連としてSNSでも「関西朝ドラがキリリと締まる」と大人気の三林。そのドッシリと構えた安心感は、朝ドラ『スカーレット』(NHK総合)で三林が演じた「荒木荘」の女中・大久保さんを彷彿とさせる。トシはきっとこの先、スズ子の心強い味方になってくれるに違いない。
石倉三郎(治郎丸和一役)
和一は、白壁のお屋敷に住む地元の有力者であり、治郎丸家の当主だ。スズ子の出生の秘密をバラした張本人でもある。演じるのは貫禄たっぷりの石倉三郎。これまで『だんだん』(NHK総合)、『純と愛』(NHK総合)などの朝ドラに出演する一方で、局を問わず時代劇や刑事ものにも数多く出演。多くの視聴者にとって顔なじみの存在だろう。
湖条千秋(治郎丸ミネ役)
和一の妻であるミネを演じたのが湖条千秋だ。宝塚歌劇団の娘役出身で、朝ドラでは『芋たこなんきん』(NHK総合)、『カーネーション』(NHK総合)、『純と愛』、『おちょやん』(NHK総合)など、主に大阪放送局の作品に出演してきた。『おちょやん』ではヒロインの千代(杉咲花)が鶴亀撮影所の美粧部で髪結い見習いになった時に、千代を指導していた柳たつ子を演じている。
中越典子(西野キヌ役)
治郎丸家の法事の席で物陰からじっとスズ子を見ていた女性がキヌである。その雰囲気だけでも何か訳ありの気配が漂ってくる。実はこのキヌというキャラクター、第2話の“12年前の回想シーン”で意味深な登場をしてSNSをざわつかせた人物。これからどんどん新事実が明らかになりそうだ。演じる中越に関しては朝ドラ常連ならぬ、朝ドラヒロイン経験もある女優だ。2003年度前期の朝ドラ『こころ』(NHK総合)にヒロインのこころ役で出演、これを気に知名度を上げた。今回の『ブギウギ』は久々の朝ドラカムバックとなる。