水川あさみ、『ブギウギ』出演の喜びを明かす 「明るい気持ちで1日を過ごしてもらえたら」

 10月2日より放送がスタートしたNHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演中の水川あさみよりコメントが寄せられた。

 水川が演じるのは、主人公・花田鈴子(澤井梨丘/趣里)の母・ツヤ。いつも番台に座っていて働いており、銭湯経営の屋台骨を支えている。しっかり者で、義理と人情を大切にしている。

 水川は『ブギウギ』への出演が決まったときについて、「私は関西人で良かったと心底思いました。大阪が舞台のお話だというのは、やはり大阪出身の私としてはとてもうれしいですね」と喜びを明かす。

 演じるツヤについては、「花田家をすごく愛していて、まるで大きな風呂敷で包み込んでくれるような懐が深い女性です」と分析し、エネルギッシュさや意思の強さを心がけているという。

「ツヤはこれまできっと苦労したことも多かったでしょうが、そう思わせないような元気さや振る舞いなどがとても共感できて、女性としてすてきだなと思います。花田家をすごく愛していて、まるで大きな風呂敷で包み込んでくれるような懐が深い女性です。また、ツヤは鈴子の人格形成に一番影響を与えているのだと思います。ツヤのエネルギッシュでとてもパワーのある感じや、たとえ悪いことが起きたとしてもそういうものもはねのけるような意志の強さやユーモアは、自然と鈴子が育つ環境の中で受け継がれていく。そういうことを意識しながら、ツヤを演じています。ツヤの言葉を鈴子が求めるシーンもたくさんあります。もちろん、お父ちゃんの梅吉に相談することもあるのでしょうが、何かを決意するときや、その道に進みたいと一歩踏み出すときにツヤの言葉を待っている気がします」

 ヒロインの趣里と夫・梅吉役の柳葉敏郎とは本作が初共演。その印象を次のように語る。

「共演は初めてですが、本当にすてきで鈴子にぴったりだと思います。彼女がもつユーモアは鈴子に通じるものがありますし、なによりも姿勢がとてもきれいで、そこに彼女のオーラが宿っているように思います。鈴子がいるとつい目で追ってしまいます。キラキラしていて、彼女がいると場が明るくなります。柳葉さんとも初共演ですが、柳葉さんからも『こういうふうに動きたいんだけどおかあちゃん大丈夫?』と相談をいただいたりしながらやっています。セリフの前後にアドリブを追加する場面もあるのですが、大阪ことばのやり取りやノリは、イントネーションが大変だったり独特のリズムがあるので、二人で楽しみ、模索しながら演じています」 

 最後に視聴者に向けて、「はな湯の常連客の皆さんは個性豊かですが、演じられているみなさんも個性的で、カメラが回っている時も休憩の時もとてもにぎやかです。そんなはな湯の場面は『ブギウギ』というタイトルの響きにふさわしく、とにかく明るいです! 朝は、その日のテンションを左右するとても大事な時間だと思います。そんなひとときにこのドラマをご覧いただき、明るい気持ちで1日を過ごしてもらえたら嬉しいです。これからストーリーが展開するにつれて時には波乱もありますが、鈴子を応援したくなると思いますので、ぜひ楽しんでご覧ください」とメッセージを送った。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『ブギウギ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
出演:趣里、水上恒司、草彅剛、蒼井優、菊地凛子、水川あさみ、柳葉敏郎ほか
脚本:足立紳、櫻井剛
制作統括:福岡利武、櫻井壮一
プロデューサー:橋爪國臣
演出:福井充広、鈴木航、二見大輔、泉並敬眞、盆子原誠ほか
写真提供=NHK

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