川口春奈「自然体の延長線上で現場にいる」 『ハヤブサ消防団』謎多きヒロイン役を語る

 7月13日からテレビ朝日系で放送がスタートした中村倫也主演ドラマ『ハヤブサ消防団』。本作でヒロインとなる映像ディレクター・立木彩を演じるのが、川口春奈だ。

 都会の喧騒を離れ、ハヤブサ地区と呼ばれる田舎町に引っ越した主人公・三馬太郎(中村倫也)は、そこで次々と不審な事件に巻き込まれる。川口演じる彩は、何か“大事なこと”を隠している様子だが……。

 2022年に主演を務めたドラマ『silent』(フジテレビ系)が大ヒットし、2023年上半期のCM出演本数第1位を飾るなど大活躍の川口に、作品の魅力や撮影秘話などを聞いた。

彩は「あんまり私の周りにはいないタイプ」

ーー川口さん演じる立木彩について、脚本を読んでどんな印象を受けましたか?

川口春奈(以下、川口):謎めいていて、何を考えているんだろうというのが第一印象でした。物語が進むに連れて、重要な鍵を握るキャラクターになっていくのかなと思いました。

ーー役作りをする上で苦労した点や監督に相談したことは?

川口:最初のほうは彩の行動がミスリードになる部分が多いので、「この人怪しいな」とか「なんでここにいるんだろう?」みたいな怪しさを、どのくらい見せていくべきなのか、その都度、監督と話しながら演じていました。彩が登場するシーンには、何かしら理由があるので、「なんでここにこの人がいるんだろう?」という違和感は、毎話注目して観ていただけたらと思います。

ーー川口さんから見た彩の印象は?

川口:ちょっとクールで何か裏に抱えていそうな、あんまり私の周りにはいないタイプですね。考えが読めないのも魅力の一つだと思います。

ーー川口さんのYouTubeチャンネル「はーちゃんねる」を観ていると、自然体で飾らず、彩とはまるで違う印象を受けますが、演じていて共感できた部分はありましたか?

川口:誰にでも傷ついた過去や触れられたくないことはあると思うので、その点は視聴者の方にも理解しやすいキャラクターだと思います。

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