あなたは誰とどんなシチュエーションで? 一緒にお酒を飲みたいジブリキャラ5選!

 スタジオジブリの作品には、個性豊かで魅力的なキャラクターが数多く登場する。本稿では、その中から一緒に飲んでみたいキャラクターに焦点を当て、選りすぐりの5名を紹介していく。また、そのキャラと飲みたい場所や、お酒の席で聞きたい裏話もあわせて紹介していく。

釜爺『千と千尋の神隠し』(2001年)

『千と千尋の神隠し』©2001 Studio Ghibli・NDDTM

 最初に思い浮かんだ“一緒に飲んでみたいジブリキャラクター”は、『千と千尋の神隠し』の釜爺だった。彼は、「油屋」のボイラー室を仕切っている、伸縮可能な6本の腕を自在に操る蜘蛛のような姿をした老人。釜爺を選んだ理由は、彼が6本もの腕を使ってジョッキを持っている姿を見てみたいと思ったから。

 もし、釜爺と一緒に飲むことができるとしたら、手書きのメニューが置いてあるような下町の居酒屋を選びたい。また、釜爺にお酒の席で聞きたい裏話は、千尋に40年前の使い残りの電車の回数券を渡したシーンについてだ。なぜ彼が長い間回数券を手元に残してあったのか、過去にどこに行ったのかについても聞いてみたい。

ハウル『ハウルの動く城』(2004年)

『ハウルの動く城』©2004 Studio Ghibli・NDDMT

 2番目に思い浮かんだキャラクターは、『ハウルの動く城』のハウルだ。彼は、類稀な才能を持った魔法使いで、その魔法の力で自由に移動する巨大な城の主でもある。一方で、髪色が変わってしまったことを理由に寝込んでしまったりと、臆病で弱虫な側面も持っている。ハウルを選んだ理由は、彼がどのようにして動く城の中を作り上げたのかを聞いてみたいから。

『ハウルの動く城』©2004 Studio Ghibli・NDDMT

 もし、彼と一緒に飲むことができるとしたら、ハウルが作り上げた動く城の中にあるリビングを選びたい。また、彼にお酒の席で聞きたい裏話は、ハウルが持っている指輪が光る理由についてだ。作中では、初めてソフィに会った時に赤く光り、王宮へ向かうソフィーに持たせた指輪は青く光っているのが印象的だった。カルシファーの炎の色は赤や青に変わるが、それが直接関係しているのか、あるいはハウルが指輪に魔法をかけているのか、ぜひ本人に聞いてみたいものだ。

マダム・ジーナ『紅の豚』(1992年)

『紅の豚』©1992 Studio Ghibli・NN

 3番目に思い浮かんだキャラクターは、『紅の豚』のマダム・ジーナだ。彼女は、美しい容姿と歌声を持っており、多くのパイロットたちのマドンナ的存在。そして、ジーナを選んだ理由は、過去に3回結婚している経験や、世界中のパイロットを虜にする大人の魅力を持っていることから、人生における恋愛相談をしたいと思ったから。

 もし、ジーナと一緒に飲むことができるとしたら、西麻布や六本木にありそうな会員制の落ち着いたバーを選びたい。また、彼女にお酒の席で聞きたい裏話は、最終的に主人公のポルコ・ロッソと結ばれたのかについてだ。本作のラストでは、長い間密かに思いを寄せていた彼女の待つ裏庭にポルコの赤い飛行船があるのが確認できたが、賭けの結末についてぜひ聞いてみたい。

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