信川清順、大河ドラマ『光る君へ』出演 惟規(高杉真宙)の乳母・いとに

『光る君へ』信川清順が出演

 吉高由里子が主演を務める2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』に信川清順が出演することが発表された。

 NHK大河ドラマ第63作目となる本作は、平安中期に、のちに世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』を生み出した、紫式部の人生を描く。武家台頭の時代を目前に、華やかにひらいた平安文化の花。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生に挑戦する。紫式部役で吉高が主演を務め、藤原道長を柄本佑が演じる。脚本を手がけるのは、『セカンドバージン』(NHK総合)、『恋する母たち』(TBS系)などの大石静。

 信川が演じるのは、まひろの弟・惟規の乳母・いと。惟規を溺愛し、行く末に気をもみながら仕えている。まひろの姫らしくない振る舞いには、やきもきすることも。

信川清順(いと役)コメント

演じる人物の印象と意気込み

紫式部の弟・惟規様の乳母いとを演じさせていただきます。姫様、若様が本当に可愛くて可愛くて、成長し裳を着けられたシーンでは色鮮やかな衣裳に身を包むまひろ様が綺麗で、ドラマをご覧になった皆さんも絶対着たくなるぞ!と心躍りました。乳母として我が子同然に、しっかり者の姫様、頼りない若様の行く末を温かく見守っていければと思います。

大河ドラマ出演歴・思い出など

遊女の役で『どうする家康』第27話に1シーン出演させていただきました。唄と踊りに苦戦して、そのとき指導していただいた先生方に今回の本読みのときにニヤリとされたので、今回は唄も踊りもないことを祈ります。乳母にはきっとありません。田舎の遊び女から惟規様の乳母にしていただきありがとうございます(笑)。

およそ1000年前の華やかな京都を舞台に演じる楽しみ

まひろ様をはじめ女性の着物の鮮やかさ、そして男性の着物の凛々しさに心を鷲掴みされます。惟規様の着物姿が本当にかわいいので見ていただきたいです! 乳母目線です! 身長ほどあるのではないかという女性の垂髪。黒髪ロングがこの時代の美人の条件ということで、この時代でもカツラやウィッグを付け足していたとのことで、びっくりです。豊かでない生活の中でも藤原為時様のお屋敷には水が流れていたり、装飾の1つ1つに風情が伺えたりするのも平安時代の胸キュンポイントではないでしょうか。およそ1000年前、美意識が高かったこの平安時代に、男性とは別のアプローチで女性も頭角を現し、紫式部という才人が現代にも伝わる『源氏物語』を書いたことに衝撃と感動が溢れます。

古都京都の印象や思い出

桜の時期に毎年京都に行くのですが、どこを切り取っても、うっとりしてしまう風景が広がっています。京都には大好きな建物がいくつかあるのですが、その中の1つ、宇治にある平等院鳳凰堂は平安時代に建てられて1000年の歴史をみてきた建造物。10円玉でも有名ですが、撮影前には思いを込めて10円玉を見てから出かけております。

■放送情報
『光る君へ』
NHK総合にて、2024年1月より放送予定
出演:吉高由里子、柄本佑、岸谷五朗、国仲涼子、高杉真宙、段田安則、三石琴乃、井浦新、玉置玲央、吉田羊、板谷由夏、ファーストサマーウイカ
作:大石静
制作統括:内田ゆき、松園武大
プロデューサー:大越大士、高橋優香子
広報プロデューサー:川口俊介
演出:中島由貴、佐々木善春、中泉慧、黛りんたろうほか

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