『警部補ダイマジン』向井理は不敵な笑みが最高に上手い 平安は一体何者なのか?

 第2話では七夕が台場と初めて対面する。幼女誘拐事件を捜査している七夕は「ぼさぼさ頭のコートを着た大きなおじちゃん」という証言から台場を疑っていた。その物腰は柔らかで、台場を尊敬していると、相手のご機嫌を取る。場所は警視庁の食堂だが、七夕にとっては緊張の取り調べ。台場が席を立った後に七夕の表情は鋭くなる。今後、七夕は台場に張り付いているうちに、徐々に彼の人柄に惹かれ始め、平安らと合流していくようだが、台場が食べていた「カレー」と七夕が選んだ「蕎麦」は相性が良いということを記しておきたい。

 また、第2話では高田美和子(成海璃子)が初登場した。彼女は弁護士で、台場の元妻。七夕が台場の素性を調べるために、高田の弁護士事務所を訪ねてくる。高田が話す台場の人となりは、ガサツで無頓着、沸点低くて、すぐカッとなる獰猛な獣。高田は結婚した1年は無駄で、人生の最大の汚点だったと振り返るが、唯一の共通点が「正義感が強いところ」だったという。

 1週あけて、7月28日に放送となる第3話では、警視庁公安部の理事官・百鬼行人(高橋克典)、元内閣特務室のトップ・穴水政玄(片岡鶴太郎)が初登場。物語はさらなる核心へと迫っていく。

■放送情報
『警部補ダイマジン』
テレビ朝日系にて、毎週金曜23:15〜放送
出演:生田斗真、向井理、土屋太鳳、小澤征悦、シシド・カフカ、浜野謙太、桐山漣、成海璃子、藤澤恵麻、松平健、片岡鶴太郎、宅麻伸、高橋克典
原作:『警部補ダイマジン』(作:リチャード・ウー、画:コウノコウジ/日本文芸社刊)
監督:三池崇史
脚本:徳永友一
音楽:遠藤浩二
ゼネラルプロデューサー: 服部宣之(テレビ朝日)
企画プロデュース :三宅川敬輔(マイティプラネット)
プロデューサー:坂美佐子(OLM)、井上文雄(OLM)、前田茂司(楽映舎)
制作プロデューサー:奥野邦洋(OLM)、善田真也(楽映舎)
制作協力:OLM
制作著作:テレビ朝日
©テレビ朝日
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/daimajin/

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