MOROHA アフロが映画初主演 家族の再生の物語『さよなら ほやマン』11月3日公開決定

アフロ主演『さよなら ほやマン』11月公開

 MOROHAのMC、アフロが映画初主演を務める『さよなら ほやマン』が、11月3日に公開されることが決定た。

 舞台は宮城県石巻のとある離島。漁師の兄弟と、東京からやってきたワケあり漫画家の突然始まった共同生活は、やがて彼らの止まっていた時間を動かしていく。

 監督を務めたのは、本作が長編デビューとなる庄司輝秋。短編『んで、全部、海さ流した。』(2013年)以来の監督作で、前作に続き自身の故郷である宮城県石巻を舞台にした“家族の再生”を描いた物語となっている。

 主演を務めたのは、2023年に結成15周年を迎える、アコースティックギターとMCの2人組バンドMOROHAのMC、アフロ。本作が映画初主演となるアフロは、両親を亡くし、弟と懸命に生きてきた漁師のアキラを演じている。また、漁師という役柄になりきるために、小型船舶の免許を取得したり、素潜りのスクールに通うなど、全てを自分で演じられるように準備を行ったという。

 あわせて公開された場面写真では、アフロ演じるアキラが、雨の中で叫んでいる様子が切り取られている。

コメント

アフロ(MOROHA)(阿部アキラ役)

演技に長けている人は他にいたはずだ。それでも「お前じゃなきゃダメだ」と言ってくれた。それは「音楽で晒している生き様をそのままぶつけろ」という、監督から与えられた使命だと思った。生き様でナメられたくないから、台本を気が遠くなる程に読み込んだ。あたり構わず教えを乞うた。小型船舶の免許を取得し、ロープの繋ぎ方を覚え、素潜りのスクールにも行った。その結果、俺は良い役者になれたのか。それはわからない。だけど、完成した作品を前に確信した。俺じゃなきゃダメだった。「初めてにしては良くやった」なんて生易しいものじゃない。アキラの葛藤は俺のものだった。これまでの自分のキャリアの全てを注ぎ込めたこと、誇りに思います。

■公開情報
『さよなら ほやマン』
11月3日(金・祝)より新宿ピカデリーほか全国公開
監督・脚本:庄司輝秋
出演:MCアフロ(MOROHA)
製作:シグロ、オフィス・シロウズ、Rooftop、ロングライド
制作ブロダクション:シグロ、オフィス・シロウズ
配給:ロングライド、シグロ
2023年/カラー/5.1ch/106分
©2023 SIGLO/OFFICE SHIROUS/Rooftop/LONGRIDE
公式サイト:https://longride.jp/sayonarahoyaman/

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