ジュリア・ガーナー主演『アシスタント』予告編公開 華やかな映画業界の闇が暴かれる
6月16日に公開されるジュリア・ガーナー主演映画『アシスタント』の予告編とポスタービジュアルが公開された。
本作は、『ジョンベネ殺害事件の謎』などで知られるドキュメンタリー映画作家のキティ・グリーンが、2017年、ハリウッドを発端に巻き起こった「#MeToo運動」を題材に、今日の職場における大きな問題を掘り下げた社会派ドラマ。『オザークへようこそ』『令嬢アンナの真実』のジュリア・ガーナーが主演を務めた。
名門大学を卒業したばかりのジェーン(ジュリア・ガーナー)は、映画プロデューサーという夢を抱いて激しい競争を勝ち抜き、有名エンターテインメント企業に就職した。業界の大物である会長のもと、ジュニア・アシスタントとして働き始めたが、そこは華やかさとは無縁の殺風景なオフィス。早朝から深夜まで平凡な事務作業に追われる毎日。常態化しているハラスメントの積み重ね……。しかし、彼女は自分が即座に交換可能な下働きでしかないということも、将来大きなチャンスを掴むためには、会社にしがみついてキャリアを積むしかないこともわかっている。ある日、会長の許されない行為を知ったジェーンは、この問題に立ち上がることを決意するが……。
公開された予告編では、夢の仕事についたはずだったジェーンの「ある1日」が切り取られている。電話に出る、コピーをとる、郵便物を開ける、コーヒーを淹れる、掃除をする様子が描き出され、次第に自尊心を奪われていく姿が確認できる。「全ての人間に問いかける87分の静かな衝撃」というキャッチコピーが目を引く。
ポスターでは「わたしは どうする?」というキャッチコピーとともに、大きく映し出されたジュリア・ガーナーの顔が映し出されている。
■公開情報
『アシスタント』
6月16日(金)新宿シネマカリテ、恵比寿ガーデンシネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開
監督・脚本・製作・共同編集:キティ・グリーン
出演:ジュリア・ガーナー、マシュー・マクファデイン、マッケンジー・リー
製作:スコット・マコーリー、ジェームズ・シェイマス、P・ジェニファー・デイナ、ロス・ジェイコブソン
音楽:タマール=カリ
配給:サンリスフィルム
2019年/アメリカ/英語/87分/2:1/カラー/原題:The Assistant
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