『王様に捧ぐ薬指』橋本環奈×山田涼介が“本当の夫婦”に ここからが“本編”の始まりへ
綾華も視聴者も心が追いつかない、東郷のラブラブモード!
ようやく心が通い合った2人。すると、東郷がこれまで隠していた恋心を爆発させる。自宅に帰ってくると、いきなりの壁ドン。さらに唇が近づいてきて……思わず「待って待って待って!」となったのは綾華だけではなく、視聴者も同じ気持ちだったはず。
「展開が早すぎる!」と戸惑う綾華に「ガキだな」と近づく東郷。キスはお預けと言わんばかりに、頭をポンポンとして立ち去っていくのだが、そのうしろ姿から顔がにやけているのが容易に想像できる。
これまで“仮そめの契約結婚”という名目上、どうしても社長と社員の関係性が抜けきれなかった2人。だが、こうして心から望んで“本物の夫婦”となったからには、もうその甘い感情を隠さなくていい。東郷のラブラブモードがリミッターが解除されたと思うと、これから綾華も視聴者も心臓が持つか心配だ。
とはいえ、本当に好きだからこそ今までまともな恋愛を経験してこなかった綾華の気持ちに寄り添って、ゆっくりと関係を深めていこうという東郷の優しさも垣間見えた。まずは、「サウナに入ってみたかった」という綾華のために、“サウナで整う”とはどういうことかをレクチャー。少々強引な東郷のペースにのまれながらも、2人ですっかり天国気分に。そのポワポワした姿に、こちらまで平和な気持ちになる。
しかし、綾華と東郷の絆が深まっている一方で、間に入ろうと画策する神山(坂東龍汰)も本気を出してくる。東郷が我慢したはずの綾華の唇をいとも簡単に神山が奪い去る。さらに「ずっと好きだった。高校の時からずっと」と追い打ちをかけてくるが、その気持ちはどこまでが真意なのだろうか。
東郷の母・静(松嶋菜々子)から大金を振り込まれていたことを考えると、彼女から指示されて動いているのは間違いない。しかし、綾華がくれた青いフラスコのキーホルダーをつけているのも、また神山の本心だと思われる。神山の思いがどこまで綾華を動かすのか。そして綾華への愛情が全開になった東郷が、どう対抗していくのか。
本当の夫婦になってハッピーエンド、とはならない『王様に捧ぐ薬指』。結婚がゴールではなく始まりであるように、これから2人ならではの夫婦のカタチが描かれていくのを楽しみにしている。
■放送情報
火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』
TBS系にて、毎週火曜22:00~22:57放送
出演:橋本環奈、山田涼介、坂東龍汰、長尾謙杜(なにわ男子)、小林きな子、若月佑美、三浦獠太、小林涼子、田仲陽成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、高橋奏琉(ジャニーズJr.)、宮崎莉里沙、塚地武雅、利重剛、りょう、松嶋菜々子
原作:『王様に捧ぐ薬指』わたなべ志穂(小学館プチコミックフラワーコミックスα)
脚本:倉光泰子、関久代
演出:坪井敏雄、泉正英、宮崎萌加
プロデューサー:橋本梓、勝野逸未
製作:TBSスパークル、TBS
©︎TBS
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