先生と子供たちの夢と希望が 『世界のはしっこ、ちいさな教室』予告編&場面写真公開
7月21日に公開されるフランスのドキュメンタリー映画『世界のはしっこ、ちいさな教室』の予告編と場面写真が公開された。
本作は、『世界の果ての通学路』製作チームが手がけた、未来に明かりを灯そうとする3人の教師と、学びに目覚めた子どもたちを描くドキュメンタリー映画。識字率アップが国家の使命であるブルキナファソの新人教師であり2人の子どもの母でもあるサンドリーヌ、バングラデシュ北部のボートスクールで、子どもや女性の権利を守るために粘り強く戦う若きフェミニストのタスリマ、広大なシベリアに暮らす現役の遊牧民でありエヴェンキ族の伝統の消滅を危惧するスヴェトラーナ。3人の教師は、子どもたちに広い世界を知ってほしいという情熱だけを胸に、家族と離ればなれになっても、両親から反対されても、「子どもたちには明るい未来がある」と、信じる道を進み続ける。
公開された予告編には、熱帯の僻地の村で新任にも関わらずいきなり30人以上の生徒を教えることになったサンドリーヌ、水没した農村で船を教室代わりに「私の使命は教育だけでなく良き道に導くこと」と様々な家庭の事情で満足に教育を受けられない子供たちのために戦うタスリマ、「子供たちが自信を持てるよう導いていきたい」とシベリアの広大な雪原を移動しながら教鞭をとるスヴェトラーナ、3人の教師と教室で笑顔を見せる子供たちの姿が映し出されている。
あわせて公開された場面写真には、未来に灯りをともそうとする教師と子供たちの笑顔などが切り取られている。
■公開情報
『世界のはしっこ、ちいさな教室』
7月21日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開
監督:エミリー・テロン
製作:バーセルミー・フォージェア
ナレーション:カリン・ヴィアール
出演:サンドリーヌ・ゾンゴ、スヴェトラーナ・ヴァシレヴァ、タスリマ・アクテル
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ
2021年/フランス映画/仏語・露語・ベンガル語/82分/原題:Être prof/英題:Teach me If you can/字幕翻訳:星加久実
©Winds - France 2 Cinéma - Daisy G. Nichols Productions LLC - Chapka - Vendôme Production
公式サイト:hashikko-movie.com