乃木坂46 久保史緒里、『リバー、流れないでよ』出演 「ワクワクが止まりませんでした」
ヨーロッパ企画制作によるオリジナル長編映画第2弾『リバー、流れないでよ』に乃木坂46の久保史緒里が友情出演することが発表され、あわせてキャラクタービジュアルと第2弾特報映像が公開された。
本作は、京の奥座敷と呼ばれる貴船の静寂の中で、“繰り返す2分間のループ”から抜け出せない人々の混乱を描くグランドホテル形式のタイムリープコメディ。冬の貴船の情緒や、そこで生まれる小さな恋のエピソードが散りばめられる。京都の貴船神社と老舗料理旅館「ふじや」の全面協力を得てロケが行われた。
『夜は短し歩けよ乙女』『四畳半タイムマシンブルース』の脚本や、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』日本語吹替版の脚本を手がけた上田誠が原案と脚本を担当し、映像ディレクターの山口淳太が監督を務めた。
久保とヨーロッパ企画のタッグは、2021年に久保がヒロイン“黑髪の乙女”を演じた舞台『夜は短し歩けよ乙女』や、『サマータイムマシン・ハズ・ゴーン』(フジテレビ系)のショートドラマ「乙女、凛と。」以来となる。本作では、物語の鍵を握るヒサメ役で登場する。
クランクアップの際には「現場に入る前はワクワクが止まりませんでした。(ヨーロッパ企画の作品の魅力は)いろんな仕掛けがあるのに、ある一点でパッとつながる瞬間の気持ちよさがあります。その中でも大事な教えやハッとさせられる感覚もあり、それがヨーロッパ企画さんならではだと思います。あと、皆さんお優しいです」と笑顔でコメントした久保。
さらに2分間がループする物語で、2分を計測しながらのワンカット長回しの撮影については「撮り終わったあとにモニターのところに集まって、タイムを計りながらみんなで見返す時間がすごく楽しかったです。OKが出た瞬間の達成感がすごく大きかったし、その感覚を共有できたのも良かったです」と振り返った。
あわせて公開された第2弾特報のラストでは、貴船神社にお参りをするヒサメの姿が映し出されている。
さらに、写真家・濱田英明撮影による全キャラクタースチールも公開。仲居ミコト役の藤谷理子、料理人見習いのタク役の鳥越裕貴をはじめ、本上まなみ、早織、近藤芳正らの姿と、永野宗典、角田貴志、酒井善史、諏訪雅、石田剛太、中川晴樹、土佐和成らヨーロッパ企画のメンバーの姿が写し出されている。
また、6月3日から16日まで下北沢トリウッドにて、『リバー、流れないでよ』公開記念イベント「リバーが流れる前に」の開催が決定した。ヨーロッパ企画のメンバーが監督したショートフィルムや未ソフト化の舞台公演、『リバー、流れないでよ』特集プログラムなどが、メンバーのアフタートーク付きで日替わりで上映される。ラインナップとゲストはトリウッドの公式サイトにて発表される。
なお、本作の公開日は6月23日に決定した。
■公開情報
『リバー、流れないでよ』
6月23日(金)トリウッドほか全国順次公開
原案・脚本:上田誠
監督・編集:山口淳太
出演:藤谷理子、永野宗典、角田貴志、酒井善史、諏訪雅、石田剛太、中川晴樹、土佐和成、鳥越裕貴、早織、久保史緒里、本上まなみ、近藤芳正
主題歌:くるり「Smile」
製作・配給:トリウッド、ヨーロッパ企画
公式サイト:https://www.europe-kikaku.com/river/
公式Twitter:https://twitter.com/river_europe