川﨑麻世、速水今日子ら狂気の家族が大倉空人に襲い掛かる 『ヒッチハイク』特報映像

 7月7日に公開される2ちゃんねるオカルト版スレッドを映画化する『ヒッチハイク』の特報映像が到着。あわせて追加キャストとポスタービジュアルが公開された。

 かつて一世を風靡した2ちゃんねるオカルト版スレッド「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」(通称“洒落怖”)。体験談、伝聞、創作等が入り交じり、とにかく怖い話に眠れない夜を過ごしたネット住民が続出。そして、今もなお語り継がれる数々の話が、『きさらぎ駅』『樹海村』など映画化が続いている。本作は、“洒落怖”の中でも最もトラウマになると怖れられ、多くのまとめサイトで殿堂入りを果たしている『ヒッチハイク』を映画化する。

 監督を務めたのは、『コープスパーティー』シリーズなど数多くのホラー映画を手掛けた山田雅史。脚本は『きさらぎ駅』の宮本武史が担当する。

 追加キャストとして公開されたのは6名。ヒッチハイクをする主人公らを恐怖の世界に引きずり込む異様なジョージ一家の父・ジョージ役を、タレント・俳優・歌手としても活躍する川﨑麻世が演じる。さらに、その妻で異常に顔が白く不気味な笑みを浮かべる母・ジョセフィーヌ役を、『ゼウスの法廷』の速水今日子、よだれを垂らしながら笑顔でお菓子をほおばる双子の娘・アオとアカ役を、『心残り』で主役を務めた双子女優の結城さと花と結城こと乃、血だらけのエプロンを身に着け、斧を振り回すスキンヘッドの叔父・大男役を、『孤独のグルメ season2』(テレビ東京系)の保田泰志がそれぞれ演じている。

 さらに、人里離れたドライブインで働き、ヒッチハイカーたちの動向を見守る謎の男・宝田を、『人でなしの恋』に出演の細田善彦が演じる。

 川﨑はジョージ役について「今回は初のホラー映画の出演でした。しかも何故かカウボーイ姿。いきなり不気味な家族を引き連れ冒頭から心理戦です。昔ヒッチハイクって日本でも流行りましたね。東名高速道路の入口で名古屋や大阪と書いた紙を持って親指を掲げてる人をよく見かけました。旅は道連れ世は情けとは申しますが絶対に乗ってはいけない車に乗ってしまった若者達の運命はどうなるのか。ストーリーは知ってはいるものの試写会ではハラハラドキドキしながらこの作品を拝見致しました。個人的な意見ですがこの家族はどこか憎みきれない連中なんです。ですが騙されてはいけませんよ。あなたの人生も気をつけなければいけない罠が待っているかもしれませんよ。気をつけて下さい」とコメントを寄せた。

映画『ヒッチハイク』特報映像

 公開された特報では、ひとけがない山奥で道に迷い、意を決してヒッチハイクをする清水涼子(中村守里)と野本茜(高鶴桃羽)のもとに、一台のキャンピングカーが停まるシーンから始まる。後半には、包丁や斧を振り回し、ライフル銃を構える狂気な家族が、主人公・山崎健(大倉空人)に襲い掛かりる場面や、血まみれになりながら「たすけてー!!」と逃げまくる健の姿が映し出されている。

 あわせて公開されたポスタービジュアルは、「この一家、何かがおかしいーー」というコピーとともに、薄暗い森の中、一台のキャンピングカーを背に異様な家族がじっとこちらを見つめて佇んでいる様子が描かれている。その下には、何かにおびえている様子の主人公・山崎健の表情も。

 また、ティザーポスターデザインのスマホ用壁紙の特典がついたムビチケオンライン券が 4月28日より発売開始される。

■公開情報
『ヒッチハイク』
7月7日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショー
大倉空人、中村守里、平野宏周、高鶴桃羽、速水今日子、結城さと花、結城こと乃、保田泰志、細田善彦、川﨑麻世
監督:山田雅史
脚本:宮本武史
製作:BBB、ニューセレクト
配給・宣伝:アルバトロス・フィルム
宣伝協力:ブラウニー
2023年/日本映画/日本語/シネスコ/PG12
©2023「ヒッチハイク」パートナーズ
公式サイト:https://hitchhike-movie.com
公式Twitter:@hitchhike0707

関連記事