『東京リベンジャーズ2』の“託す”カッコよさがたまらない 吉沢亮、永山絢斗らの過去に涙
つまるところ、『東京リベンジャーズ』的なカッコよさとは“託す”ことにあるのだと思う。任せるとか、頼るではなく、“託す”。バディがバディとしてある理由は、お互いがお互いに何かを託しているところにある。そこに男臭さも、信頼も、友情も、全部詰まっている。自分の大切なものを託すことのできる相手がいる幸せを、いろんなバディの物語や、タケミチが東京卍會を託されていく過程で感じ取ることができる。
さて、本作は前編・後編に分かれており、後編の公開日は6月30日とまだまだ先である。前編を観たら「早く後編を観させてくれ!」となるのは間違いないが、原作やアニメを観た筆者にとっては、前後編の2作に分かれた理由は納得できる。『東京リベンジャーズ』の魅力は人間ドラマだけにあらず。この2作それぞれが放つ魅力、そして『東京リベンジャーズ』屈指の名エピソード「血のハロウィン編」を、ぜひ噛み締めてほしい。
■公開情報
『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』
全国公開中
『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』
6月30日(金)公開
出演:北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮、永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙
原作:和久井健『東京卍リベンジャーズ』(講談社『週刊少年マガジン』連載中)
監督:英勉
脚本:髙橋泉
配給:ワーナー・ブラザース映画
©和久井健/講談社 ©2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会
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