伊藤健太郎主演で『静かなるドン』映画化 監督は山口健人、総合プロデュースに本宮泰風

伊藤健太郎主演で『静かなるドン』映画化決定

 新田たつおによる漫画『静かなるドン』が、伊藤健太郎主演で映画化されることが決定した。

 『週刊漫画サンデー』にて1988年から2013年まで連載され、累計発行部数は4500万部を突破している『静かなるドン』。これまで幾度となく映像化されてきたが、新たに映画化される本作では、昼はサラリーマンの草食系男子で夜は暴力団総長の二つの顔を持つが、カタギでい続けることを願う主人公・近藤静也を伊藤が演じる。伊藤は出演にあたって、「原作にリスペクトを込めつつ、原作の世界を飛び越えた、令和版、映画『静かなるドン』に期待していただきたいです」と、新たな“静ドン”への意気込みを見せた。

 関東最大規模の暴力団新鮮組のひとり息子・近藤静也(伊藤健太郎)。けれど、彼は「ヤクザなんて嫌い、カタギとして平和に生きたい」と願い、デザイン会社で働き、イマドキの草食系男子として生きている。仕事ができないと怒られながらも、同僚の秋野さんに淡い恋心を抱き、普通に働く毎日。それが静也の幸せ。しかし、そんな静也の生活が一変する事件が起きるのだった。普通に生きたいだけなのに、新鮮組の危機に直面した静也。いったいその危機とは、そして新鮮組の行く末は。

 監督を務めるのは、大学在学中より映像制作を始め、2016年にBABEL LABELに所属、ミュージックビデオから、ドラマ『アバランチ』(カンテレ・フジテレビ系)や映画『それでも、僕は夢をみる』などを手がけてきた山口健人。

 総合プロデュースを務めるのは、『日本統一』シリーズの本宮泰風。静也を影ながら支える猪首硬四郎役で出演も果たす本宮は、「日本人の心の根底にある“弱きを助け強きを挫く”という美徳を、令和の“静ドン”でお楽しみ下さい」とコメントを寄せた。

 あわせて公開された場面写真では、暴力団組長の息子でありながら、カタギの道を選び、デザイン会社で普通に働く静也が、神妙な面持ちで何かと対峙する様子が切り取られている。

コメント

伊藤健太郎(近藤静也役)

これまで色んな俳優さん達が演じてきたキャラクター作品でもあるので、いい意味で今までとは全く違った「令和」の「静かなるドン」にしたいと思ってます。共演の皆さんも、初めましての方、お久しぶりの方がいらっしゃるので、お芝居を交わすのが非常に楽しみです!
自分も今までに演じた事のない役柄ですし、アクションシーンも1つの見どころだと思います。
そして原作にリスペクトを込めつつ、原作の世界を飛び越えた、令和版、映画「静かなるドン」に期待していただきたいです。

本宮泰風(総合プロデュース)

物語の根幹となる勧善懲悪を端的に表現できる時代劇と任侠作品。しかし、それらは時代と共に衰退の一途を辿ろうとしています。それは昭和に生まれ育った人間としては残念でなりません。そこで、その消えかかった火を灯すべく企画されたのが、昭和の名作『静かなるドン』です。この作品を伊藤健太郎くんを迎え、ブラッシュアップしてお届けいたします。日本人の心の根底にある“弱きを助け強きを挫く”という美徳を、令和の“静ドン”でお楽しみ下さい。

山口健人(監督・脚本)

極道・恋愛・コメディ・アクション!
ヤクザものの枠に収まりきらないエンターテイメントがたくさん詰まった作品に仕上がっています。
伊藤さんをはじめ、素晴らしいキャスト陣によって令和の時代に生まれ変わった『静かなるドン』を是非、お楽しみにしてください。

新田たつお(原作)

閉塞感とつまらない現実に、憂さを晴らせるような娯楽作品を期待してます!

■公開情報
『静かなるドン』
2023年春、2話ずつ2週連続公開(全4話)
出演:伊藤健太郎
監督・脚本:山口健人
脚本:吉﨑崇ニ
原作:新田たつお『静かなるドン』(実業之日本社刊)
製作:英田理志、人見剛史
総合プロデュース:本宮泰風
エグゼクティブプロデューサー:前田利洋、鈴木祐介
プロデューサー:河野博明、丸田順悟
制作プロデューサー:菅谷英一
制作プロダクション:ダブルフィールド、MinyMixCreati部
配給:ティ・ジョイ
製作:2023「静かなるドン」製作委員会
©2023「静かなるドン」製作委員会
公式サイト:reiwaoutlaw.com
公式Twitter:@reiwa_outlaw

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