永瀬廉、自宅でのお手玉自主練を告白 脚本家・北川悦吏子「どこで書きましたっけ?」
そんな空豆と運命的で衝撃的な出逢いを果たすのが、永瀬演じる海野音。公式SNSで、永瀬が広瀬と“あっちむいてほい”で仲を深めていきたいという発言を踏まえ、撮影現場の雰囲気ついて聞かれると、永瀬は「“あっちむいてほい”で仲良くなりたいって言ってました? もう24(歳)なんですよね」と笑いを誘い、続けて「確かに言ってた記憶あるんですけど(笑)。今のレベルでいうと、すずちゃんご自身の好きな食べ物は今存じ上げていて、撮影終わるまでには血液型ぐらいまでは知ってるような関係にはステップアップしていきたい」と笑いを誘いながら返答した。また、劇中の空豆と音のやり取りについて、「ちょっと喧嘩してボケてツッコんで、みたいなやりとりが多くて、話を重ねるごとにその間合いとかが“あ! いまのは気持ち良かったな”っていうことはだいぶ増えてきました」と手ごたえを感じた様子。これには2人の下宿先である「雪平邸」の主・雪平響子を演じる夏木も「私が入ったときは2人すごい良いリズムで仲良くて、ちょっと入れないときもあったけど、すごい仲の良い、いい感じ」と語ったほど。永瀬は「その3人のやり取りもちょっとかわいらしかったりする」と語り、今後も3人の掛け合いも楽しみにしながら脚本を読んでいると明かした。
音は、大学卒業後に親の反対を押し切って、カフェ店員をしながらコンポーザーとしての成功を夢見て努力する青年。自身とリンクする部分はあるかと聞かれると、永瀬は「将来成功したい、これで食べていくんや! という夢は、ジャニーズJr.の頃にデビューする夢を追いかける状況だったり、その中で苦労、挫折ももちろん経験している」と、自身の経歴を重ねながら語り、「まだ何者でもないし、本当に俺はこのまま夢を追っていていいのかという葛藤が、特に共感した」と語った。また、「空豆や他の人と出会って『夢』がどう動いていくのかもこのドラマの一つの大きい軸」と言及した。
コンポーザーという役柄もあり、今回はチャレンジすることが多かったという永瀬。「元々、空豆がお手玉をやるはずが、ある日急に音がやることになったりもあったり」と突然、お手玉をすることになったほか、「遠距離から缶を入れたり、楽器とか、いろんなことに挑戦させていただいて、毎回現場のプレッシャーはすごい」と胸中を吐露。北川は「どこで書きましたっけ?」と続けると、永瀬は立ち上がって「覚えていらっしゃらないですか?(笑)」とツッコミ。北川は「でもすごい鮮やかなんです!」と永瀬のお手玉を称賛。すると永瀬は「そうなんです!」と誇らしげな表情で、自宅で練習していたことを告白。永瀬は「家でお手玉買ってずっと1人で練習していて。家で練習するお手玉ってマジ寂しい」とこぼしたものの、北川からの言葉で報われたと笑顔を見せた。
『夕暮れに、手を繋ぐ』というタイトルについて北川は、最初は『夜に手を繋ぐ』というタイトルを考えていたと明かした。当初は、孤独な若者たちが夜に手をつなぐ話(LINEなど感覚的なものを含めて)を想定していたが、改めて広瀬が演じた役を踏まえながら、「はつらつとして、でもどこか悲しいというのが垣間見える役の方がいいかな」と心境に変化が。相手役についてもKing & Princeが登場した頃から永瀬を狙っていたとも明かし、2人のカップリングを踏まえて、夜よりは夕暮れ、ストーリーも大きく変えたという。北川は永瀬が左利きであることも踏まえて、ストーリーを制作したと明かした。遠藤はデザイナー役のために12月から金髪に、夏木も三つ編みスタイルとそれぞれのこだわりを明かした。
最後に広瀬は「北川さんの綺麗な言葉と一人ひとりのあったかい気持ちで、やっていてすごく楽しい作品です。ぜひ、ひとりでも多くの方に見てもらえたら嬉しいです」と笑顔を見せて会見を締めくくった。
■放送情報
火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』
TBS系にて、1月17日(火)スタート 毎週火曜22:00~22:57放送
出演:広瀬すず、永瀬廉(King & Prince)、川上洋平([Alexandros])、松本若菜、田辺桃子、黒羽麻璃央、伊原六花、内田理央、櫻井海音、茅島成美、酒向芳、遠藤憲一、夏木マリ
脚本:北川悦吏子
演出:金井紘、山内大典(共同テレビジョン)、淵上正人(共同テレビジョン)
プロデューサー:植田博樹、関川友理、橋本芙美(共同テレビ)、久松大地(共同テレビ)
編成:三浦萌
制作協力:共同テレビジョン
製作著作:TBS
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