松田颯水、『アークナイツ』ミーシャ役は「1つの答えを提示する役割を担っている」

インタビューコメント全文

ーーミーシャのオファーを受けた際の気持ち

松田颯水(以下、松田):台本を頂いた時にミーシャ役を演じることを知ったので、ゲームをプレイしたことが無かった自分は「1話かぎりのゲストキャラかな?」と思いながら台本を受け取ったことを覚えています。

ーー脚本を読んだ時の感想

松田:浜辺でキャッキャするアークナイツのCMをよく覚えていたので、あら?もしかしてこれはハードな物語では……!?となりました。訳も分からず追われ、世界の理不尽さに翻弄される物語。ミーシャと同じように自分も全員初めましてのキャラクターばかりだったので、誰を信じていいのか、何を自分のモノサシにしたらいいのか悩みながら読ませて頂きました。

ーーミーシャは物語上でどのような役割を担っている?

松田:戦わず普通に生きてきた女の子が、目まぐるしく変わる環境の中、何を信じればいいか悩み、どんな未来を選ぶのか。視聴者の皆様に、1つの答えを提示する役割を担っていると思っています。

ーーアフレコ中のディレクションで、印象的だったことや思い出

松田:収録時に、「ミーシャはどのように感情が変わっていくのか」を説明して頂けたことがすごく有難かったです。さらに音質もどの順でどの方向にもっていけばいいか伺えたので、より自信をもって収録に臨めました。休憩時間のお話になってしまうのですが、アーミヤ役の黒沢ともよちゃんと狭い通路ですれ違う時に両手を開いて通せんぼをされまして。そのまま直進してハグすることになったのですが、人生においてそのようなイベントが起きたのが初めてでめちゃくちゃ照れた思い出です。

ーー特に魅力を感じるオペレーターは?

松田:フランカさん、すごく素敵なキャラクター性ですよね! あえて言葉を選ばずに現実を突きつけてくれる立ち回りや、表現のセンスがすごく好きです。

ーーもし、自分がTVアニメ『アークナイツ』の世界に生き、オリパシーに感染していたら、何を考え、どのように行動すると思いますか?

松田:命の先が見えている場合は「最後に一花咲かすか!」と道化師になると思います。殺伐とした戦場に遊興が増えたら記憶に残るじゃないですか? 手の届く範囲の大切な人たちが喜んでくれそうなことを毎日山ほどやって「戦場には道化師が居たんだよ……」て語り継がれるような人になりたいですね。

ーー視聴者へメッセージ

松田:戦い慣れている人ばかりの世界で、ミーシャはとても非力です。そんな彼女がどんな選択をするのか、最後まで一緒に見届けてください。そしてその選択について貴方がどう感じたのかをいつか聞かせて頂けたら嬉しいです。

■放送情報
『アークナイツ【黎明前奏/PRELUDE TO DAWN】』
テレビ東京/テレビ大阪ほか放送中
原作:Hypergryph/Studio Montagne
キャラクター原案:唯@W
監督:渡邉祐記
副監督:西川将貴
出演:甲斐田ゆき、黒沢ともよ、種﨑敦美、松山鷹志、佐倉綾音、石上静香、安野希世乃、加隈亜衣、石川由依、石見舞菜香、田所あずさ、種田梨沙、日笠陽子、麻倉もも、小林千晃、山寺宏一、坂本真綾、千本木彩花、天﨑滉平、堀江瞬、竹達彩奈、松田颯水、松田利冴
アニメーションキャラクターデザイン:高藤彩
シリーズ構成:Yostar Pictures
アニメーションプロデューサー:畑岳央
プロップデザイン:若山温
美術監督:大西穣(ビック・スタジオ)
美術設定:坂本竜(ビック・スタジオ)
色彩設計:後藤恵子
撮影監督:棚田耕平(グラフィニカ)
編集:重村建吾
音響監督:渡邉祐記
音楽:林ゆうき
音楽制作:レジェンドア
制作:Yostar Pictures
©Hypergryph / Studio Montagne
公式サイト:https://www.arknights.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/ArknightsStaff
Yostar Pictures公式サイト:http://www.yostar-pictures.co.jp/
Yostar Pictures公式Twitter:https://twitter.com/YostarPictures
アニメ公式サイト:https://arknights-anime.jp

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