TVアニメ『ゆるキャン△』第3期制作決定 あfろ描き下ろしイラスト&コメントも

  「映画『ゆるキャン△』 舞台挨拶 ザ・ファイナル」が10月22日に丸の内ピカデリーで開催され、TVアニメ『ゆるキャン△』第3期の制作決定が発表された。

 「舞台挨拶 ザ・ファイナル」には、各務原なでしこ役の花守ゆみりと、志摩リン役の東山奈央が登壇。Dolby CinemaTMを含む全16会場にてライブビューイングも実施し、全国のファンとともに作品の思い出を振り返るトークを行った。

 「キャンにちわー!」と『ゆるキャン△』ではお馴染みとなった挨拶で登場した2人。映画を5回、10回と繰り返し観ているという会場のファンに驚きと感謝の思いを述べながら、トークはスタート。映画『ゆるキャン△』では、これまでに数々の舞台挨拶が実施されてきたが、2人揃ってネタバレありとなる舞台挨拶に登壇するのは今回が初めて。そこで、映画『ゆるキャン△』の後半に登場する、なでしことリンが温泉へと出かけ、心を通わせるシーンについて初めて感想が語られることになった。

 このシーンについての感想を聞かれた花守は「今までは、なでしこがリンちゃんに新しい世界を見せてもらっていたが、時を経て、なでしこがリンちゃんの悩みに対して提示するような役割になっていたことに驚いた」とキャラクターの成長についての印象を語る。

 その発言を受けて、「私にも言わせて」と東山。「なでしこはそう言ってくれましたが、ずっとソロキャンプを楽しんでいたリンからすると、皆で楽しむキャンプも良いものだと気付かせてくれた。大事な時に導いてくれるのはなでしこだと思う」と述べた。なでしこは明るい表情の中で、とても芯のあるあるキャラクターだと印象を述べ、それぞれの側から見たキャラクターの魅力に触れつつ、お互いに居心地の良い関係性なのだなと感想を語りあった。

 映画『ゆるキャン△』は、10月27日に上映終了の時を迎える。そこで、TVシリーズから映画まで作品を楽しんだファンへの感謝の気持ちを込め、サプライズとなる新情報が発表に。スクリーンに「TVアニメ第3期制作決定!」の文字が浮かぶと会場のファンからも大きな拍手が沸き起こった。「今回が『ファイナル』だと思っていた!」とキャスト陣も歓喜の表情で喜びを語り合う。また、原作者・あfろからのイラストが公開され、第3期への期待の声を伝えるメッセージが紹介され、さらに公開されたイラストにも描かれている土岐綾乃役の黒沢ともよからのビデオメッセージが上映された。

 舞台挨拶の最後には、キャスト陣よりファンへ感謝のメッセージが贈られた。花守は「アニメのアフレコからもう5年経つのかと話していたのですが、どこかでいつもなでしこと触れあっていて、私の役者人生に寄り添う役だなと感じています。こうやって皆さんの生活にも末永く寄り添っていける暖かい作品であったらなと思っています」、東山は「たくさんの皆様に愛されて、日常を共有することができたからこその第3期だと思います。新しい景色を見に行けることを本当に嬉しく思っています。謎解きゲームやアプリなどのコラボでも新しい活躍をしていますので、楽しんで頂きたいです」とそれぞれ語った。

あfろ(原作者)コメント

『ゆるキャン△』3期決定ありがとうございます。
1期、ショート、2期、映画と続いてまさか3期までやって頂けると思ってもいませんでした。
今期は個人的にお気に入りのデスロードの話もあるそうなので放送開始を楽しみにしております。

■公開情報
映画『ゆるキャン△』
Dolby Cinema版公開中
キャスト:花守ゆみり、東山奈央、原紗友里、豊崎愛生、高橋李依
原作:あfろ(芳文社『COMIC FUZ』掲載)
監督:京極義昭
脚本:田中仁、伊藤睦美
キャラクターデザイン:佐々木睦美
オープニングテーマ:亜咲花「Sun Is Coming Up」
エンディングテーマ:佐々木恵梨「ミモザ」
アニメーション制作:C-Station
配給:松竹
(c)あfろ・芳文社/野外活動委員会
公式サイト:https://yurucamp.jp/
公式Twitter:@yurucamp_anime

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