窪塚洋介、18年ぶりに邦画長編映画単独主演 『Sin Clock』でタクシードライバー役に

窪塚洋介、18年ぶり邦画長編映画単独主演

 窪塚洋介が主演を務める映画『Sin Clock』が2023年2月10日より新宿ピカデリーほかにて全国公開されることが決定した。

 本作は、最低の人生を生きる男たちが思いもよらぬ“偶然の連鎖”に導かれ、たった一晩の“人生逆転計画”へ挑むさまをスリリングに描くサスペンスノワール。主演を務めるのは、深作健太監督作『同じ月を見ている』(2005年)以来、邦画としては本作が18年ぶりの長編映画単独主演となる窪塚。理不尽な理由で仕事や家族を失い、ふつふつと社会への怒りを溜め込むタクシードライバー、高木役を演じる。これまで『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)や曽利文彦監督作『ピンポン』(2002年)、マーティン・スコセッシ監督作『沈黙-サイレンス-』(2017年)などに出演してきた窪塚は、本作について「自信をもってお見せできるオリジナル作品になった」とコメントしている。

 社会からも家族からも見放されたタクシードライバー、高木(窪塚洋介)。奇妙な偶然が呼び寄せた、巨額の黒いカネを手にするチャンス。鍵を握るのは一枚の絵画。高木はたった一夜での人生逆転を賭け、同僚らと絵画強奪計画を決行。だが、運命の夜はさらなる偶然の連鎖に翻弄され、男たちの思惑をはるかに超えた結末へと走り出していく。

 監督・脚本を務めたのは、ヒューストン国際映画祭短編部門ゴールド賞を受賞した『japing』(2014年)、ニース国際映画祭で新人監督賞受賞に輝いた長編第1作目『唾と蜜』(2018年)などの牧賢治。本作が自身によるオリジナル脚本での商業映画デビュー作となる。牧監督は「痛快で小気味よいエンターテインメント感を大切に撮影を行いました」「一度つまずいたら、再起のチャンスはどこにもないのか?」とコメント。また、エグゼクティブ・プロデューサーとして、株式会社サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋が参加している。

 あわせて公開されたティザービジュアルは10点。それぞれ異なるデザインの中で「この偶然は、敵か味方か」というキャッチコピーが共通している。裏路地をそぞろ歩く「3人の男」たちや、「3時33分」を指したまま棄てられた腕時計、「ある法則」に則って種子が配列される「ひまわり」、意味深に曇天を飛ぶ「飛行機」、闇夜に整然と並ぶ「3台のタクシー」と、車列を見つめる「謎めいた男」の後ろ姿など。煙草をくゆらしながら遠くを見つめる、窪塚演じる主人公・高木の視線の先には一体何が待ち受けているのか。

コメント

窪塚洋介(高木信司役)

同い年の才能溢れる監督/脚本の牧くん、プロデューサーにサイバーエージェントの藤田さん、オール関西ロケ。台本の面白さもさることながら座組みがとても魅力的で、本読みでメインキャストに会ってみてそれがより手応えとなって顕れ、現場ではひたむきな若い関西人スタッフ達や魅力的なキャストと良き仕事が出来ました。
自信をもってお見せできるオリジナル作品になったと思います。牧監督の商業映画デビュー作であり、窪塚洋介の久々の主演映画です。是非ゼヒ銀幕でご覧ください。

牧賢治(監督・脚本)

【Sin Clock(罪なる時計)】/【Synchronicity(シンクロニシティ)】。
綿密な犯罪計画(時間軸)に、不思議な偶然の一致(シンクロニシティ)が絡み合いながらストーリーが展開してくサスペンス・ノワールです。なんとも不思議な話なのですが、この映画を撮る前、撮っている最中にも、ただの偶然とは呼べないシンクロニシティが毎日のように起きました。主演の窪塚さんも撮影中「いま、映画の神様が観に来てるね。」と仰っていたほどです。
本作では、バイオレンスや艶やかなシーンを含みつつも、痛快で小気味よいエンターテインメント感を大切に撮影を行いました。ひとつひとつのシーンの裏側に隠された意味も探りながら、ぜひ何度もお愉しみ頂きたく思います。

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■公開情報
『Sin Clock』
2023年2月10日(金)新宿ピカデリーほかにて公開
主演:窪塚洋介
監督・脚本:牧賢治
エグゼクティブ・プロデューサー:藤田晋
配給:アスミック・エース
©2022 映画「Sin Clock」製作委員会
公式サイト:https://SinClock.asmik-ace.co.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/SinClock_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/sinclock_movie/

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