『親愛なる僕へ殺意をこめて』山田涼介の見事な人格の演じ分け 第2話はすべてが伏線に?
加えて、第2話からは事件への深掘りが進む。エイジの性格や、作品の舞台、状況説明が中心の初回から物語は一歩踏み込み、本格的にエイジらの身に事件が絡んでくることに。刑事の桃井(桜井ユキ)と睨み合い煽るような表情を見せるサイや、エイジをLLの息子だと知りながらもスカルを潰すために協力する白菱の存在など、今後の真相次第では大きく印象を変えそうな個性豊かなキャラクターが活躍した。第1話では目を覆いたくなるようなシーンが続いたが、第2話ではつい見逃してしまいそうになる些細なシーンまでがまるで伏線のように感じられ、一瞬たりとも目が離せない。こうした緩急のつけ方も、本作の魅力だろう。
サイ編完結に向け、物語は大きく動き出す。ついに京花(門脇麦)までもが事件に巻き込まれてしまう第3話も、見逃せない展開となりそうだ。
■放送情報
『親愛なる僕へ殺意をこめて』
フジテレビ系にて、毎週水曜22:00~22:54放送
出演:山田涼介、川栄李奈、門脇麦、尾上松也、早乙女太一、髙嶋政宏、桜井ユキ、佐野史郎、遠藤憲一ほか
原作:『親愛なる僕へ殺意をこめて』原作:井龍一、漫画:伊藤翔太(講談社ヤングマガジン刊)
脚本:岡田道尚
総合演出:松山博昭
プロデュース:草ヶ谷大輔
音楽:☆Taku Takahashi(m-flo)
主題歌:Hey! Say! JUMP「ウラオモテ」
制作著作:フジテレビジョン
©フジテレビ
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